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研究会

高度な専門性を養う研究会中心のプロジェクト実践教育

SFCでは、「問題が与えられ、正解を教わる」のではなく「何が問題かを考え、解決方法を創出する」ことができる、「未来の先導者」を育成、輩出することをめざしています。それを実践するための「研究会」は単なるゼミのような勉強グループではなく、企業との共同研究や官公庁からの委託研究など、先端的な研究活動が数多く行われています。学生はそれらに参加して実社会の問題に取り組むことによって高度な専門性を身につけ、自らの「未来創造の成果」として、また、自らが未来へ前進するときの「自分自身のプロポーザル」として、卒業プロジェクトを作成します。

あなたも1年生から研究者──学年にとらわれないカリキュラム

両学部ともカリキュラムの核となるのは「研究会」です。原則として、2年次から学期(春学期、秋学期)毎に最大2つの研究会を履修できますが、本人の能力次第では1年次からでも履修できます。またほとんどの科目は、学年別に配列されてはいません。学年ごとに基礎から専門へと積み上げるのではなくすべてフラットに置かれているため、学年に関わらず必要な科目を必要な時に履修できるカリキュラムになっています。

教員と大学院生、学部生が協同で研究を推進

SFCは、新しい知識の創造に向けた学術先端的な研究活動を行う場所です。しかも、専門性の追究を学部の段階から実践するために、教員と大学院生、学部生は一体となって協働/協同的な研究体制を推進しています。SFCでは、教員が学生に一方的な知識伝授を行うのではなく、学生に対等なパートナーとしての役割を期待しています。教員の経験や人脈と、若い学生の発想やパワーの両方が先端研究には欠かせないと考えているのです。また、2007年度からは「研究メンター制度」が始まりました。これは、学生の皆さんがSFCで達成する目的を定め、そのために学び、実践し、その成果を卒業プロジェクトへと結実させる過程における相談相手として、教員が個別に、学習・生活についてアドバイスとサポートをする仕組みです。

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