環境情報学部教授脇田玲研究室の政策・メディア研究科博士課程3年山辺 真幸さんらの作品が、可視化情報シンポジウムの授賞式において、第33期可視化情報学会賞の「技術賞」を受賞しました。
第33期可視化情報学会賞の「技術賞」は、可視化情報に関する技術の活用、普及、教育において、社会に顕著な貢献をしたと認められる可視化に関する技術あるいは機器の作者や開発者に授与されるものです。
【受賞作品】
新型コロナウイルスゲノム系統樹3次元可視化
山辺 真幸さん(政メ博3)の受賞コメント
本研究は昨年度の可視化情報学シンポジウム、アートコンテスト大賞受賞に続き、今回の学会賞(技術賞)という大変名誉ある賞に選出いただきました。共同開発者の中川草先生(東海大学医学部)、主査の脇田先生をはじめ、本研究の成果を報道番組や科学展示に活用していただいたNHKのご関係各位に、改めてお礼申し上げます。本研究では、ゲノムサーベイランスに用いられる世界的なウイルスのオープンデータを位置情報に基づいて可視化することで、複雑な変異株の拡散動向について、一般の人にもわかりやすく提示でき、テレビ番組での解説CGや科学展示にタイムリーに活用した実績を評価していただきました。引き続き、科学研究と社会をつなぐ情報可視化の研究に取り組んでまいります。(CGクレジット:©NHK)
発信者:湘南藤沢事務室 総務担当