グローバル・ガバナンスとリージョナル・ストラテジー(GR)
世界の紛争や協調にガバナンスという視座から迫る
チェアパーソン 神保 謙 教授
世界の紛争や協調がどのような原因やメカニズムで生じているのか、いかなる世界・地域・国家の統治の仕組み(ガバナンス)が模索されているのか、政策の実践と理論・分析枠組みを相互作用させて研究を深めることを、本プログラムは目的としています。グローバル化の進展、新興国の台頭、情報通信技術の革新は、世界政治の新たな仕組みとルールを必要としています。他方で、地域の実情に即して国・地方・コミュニティでの統治も模索されています。
こうした複合的な国際環境を、諸学問領域の統合かつ実践的な把握と活用と通じて考察し、新たな知見を社会に還元することが、GRプログラムの目指すべき姿と考えています。GRプログラムでは国際関係、安全保障、地域研究、情報通信政策といった様々な専門領域のプロジェクトが展開され、留学生を交えて日本語と英語による多言語環境での活発な研究活動が進められています。
関連アカデミックプロジェクト
- 安全保障1
- 安全保障2
- グローバルガバナンスとリージョナルストラテジー(グローバル)
- グローバルガバナンスとリージョナルストラテジー(リージョナル)
- 生活世界と公共性
- 地域研究から見るグローバル・ガバナンス
- チャイナ・パースペクティブ
※ここでは本プログラムメンバーが主担当を務めるアカデミックプロジェクトを掲載していますが、多くのプロジェクトはプログラム横断的に実施されています。
メンバーリスト
キャリア・資格等
具体的な就職先、進路としては、政府系・民間系の研究機関、国内外の公務員、メディア関連・教育関係の諸機関があげられます。具体的には、国際協力銀行(JBIC)・開発金融研究所、国際協力機構(JICA)、国際金融情報センター(JCIF)、民間コンサルティング・ファーム、国際NGO、国家公務員総合職、外務公務員(在外公館専門調査員を含む)、国際公務員、国際ジャーナリストなどに実績があります。教育研究専門職志望者には博士課程への道も開かれています。