学部について
総合政策学部と環境情報学部について、学部長からのメッセージとともにそれぞれの学部の研究領域等を簡単にご紹介します。
総合政策学部
「学び、動ける人」を超えた、「創り、動かす人」が育つ場所
アドミッションポリシー
総合政策学部は「実践知」を理念とし、「問題発見・解決」に拘る学生を求めます。問題を発見・分析し、解決の処方箋を作り実行するプロセスを主体的に体験し、社会で現実問題の解決に活躍する事を期待します。従って入学試験の重要な判定基準は、自主的な思考力、発想力、構想力、実行力の有無です。「SFCでこんな事に取り組み学びたい」という問題意識に基づいて、自らの手で未来を拓く力を磨く意欲ある学生を求めます。
研究領域紹介
「分野」とは、学生や教員が所属する「専攻」「学科」「コース」ではありません。現在の両学部の研究領域をわかりやすく束ねた編集上の区分です。SFCの学生は、自由にプロジェクトに参加し、結果として自らの専攻分野を創っていきます。
総合政策系
- 政策デザインの分野
- 変化を続ける政治的・経済的・社会的環境に適応し、私たちの毎日をより良いものにしていく手段として政策を広く捉える。政府のみならず、さまざまな主体が参加して政策をデザインする方法と概念を学びます。
- 社会イノベーションの分野
- イノベーションとは、社会の様々な要素の新しい結合によって、それまでにない新しい考え方などを生成することです。「社会的な成果」と「経済的な成果」の両面を追求する実践プロセスを学びます。
- 国際戦略の分野
- 国際社会にはいま協調と対立の機運とが併存しています。世界をグローバル、リージョナル、ナショナルな視点から複眼的に捉え、多様な主体に焦点をあてた国際戦略とガバナンスのあり方について考えます。
- 経営・組織の分野
- スタートアップ、老舗企業、多国籍企業、NPO、NGO、政府機関等、多様な組織の経営戦略や統治のあり方を議論します。技術進化が加速し、多様性が尊重され、国際競争が激化する現代を前提に、組織と個人の未来を探求します。
- 持続可能なガバナンスの分野
- 2030年の世界目標SDGs(Sustainable Development Goals)の設定で、都市・地域戦略と、グローバルかつ中長期の視点とが大きく近づきました。パートナーシップに基づいた持続可能な社会の実現方法を研究します。
環境情報学部
先端科学とテクノロジーを前提に、未来のグローバル社会を創造
アドミッションポリシー
ひとつの学問分野にとらわれることなく幅広い視野を持ち、地球的規模で問題発見・解決できる創造者でありリーダーを目指そうとする学生を歓迎します。環境情報学部の理念や研究内容をよく理解した上で、「SFCでこんなことをやってみたい」という問題意識を持って入学してくれることを願っています。SFCの教育環境や先端プロジェクトなどあらゆるリソースを積極的に活用し、「自らの手で未来を拓く力を磨いてほしい」と期待しています。
研究領域紹介
「分野」とは、学生や教員が所属する「専攻」「学科」「コース」ではありません。現在の両学部の研究領域をわかりやすく束ねた編集上の区分です。SFCの学生は、自由にプロジェクトに参加し、結果として自らの専攻分野を創っていきます。
環境情報系
- 先端情報システムの分野
- コンピュータやネットワークはその存在を主張せず、情報システムは水や空気のように日常に溶け込み、我々の生活を様々な形で支援する、そのような先端情報システムを創造し、諸問題に挑みます。
- 先端領域デザインの分野
- 21世紀に求められている新しいデザインやアートについて研究を進めます。デザインに関わる分析、ビジョン構築、作成、評価、マーケティングまで一連のプロセスをすべて取り扱います。
- 先端生命科学の分野
- SFCでは、医・薬・理・工・農・情報を融合した世界最先端の生命科学を展開しています。分野にとらわれず、あらゆる学問を総動員して生命のしくみを解明し、健康・医療・食品・環境分野に貢献します。
- 環境デザインの分野
- 地球レベルから地域・都市・建築レベルまで幅広い視野で持続可能な未来の環境のデザインに関する実践的な教育と研究に取り組んでいます。
- 人間環境科学の分野
- 知の構造・機能の理解と創成を目的に、人が知識・記憶を駆使しながら、情報を入手したり行動することによって動的に環境・社会と相互作用するプロセスを、個人および社会レベルで考えます。