慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(以下「SFC」)は、相磯秀夫名誉教授のご逝去を深く悼み、心より哀悼の意を表します。
相磯秀夫名誉教授は、日本のコンピュータ研究開発の黎明期から一貫してその発展に貢献されました。日本初のトランジスタ式コンピュータの開発に携わったことをはじめ、終始次世代コンピュータの研究開発とその工業化に尽力されました。
1971年に慶應義塾大学工学部教授に就任後、1990年にはSFCの設立に中核的な役割を担われました。同年から環境情報学部初代学部長を、また1994年から1999年まで大学院政策・メディア研究科初代委員長を務め、学問分野の垣根を越えた「問題発見・問題解決」という教育理念を確立し、多大な功績を残されました。
ご生前のご功績を偲び、ここに改めて深く感謝申し上げますとともに、心からご冥福をお祈り申し上げます。
発信元:慶應義塾湘南藤沢事務室総務担当