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2024.04.18

稲垣響さん(環2)がNICT主催のSecHack365 2023にて「優秀修了生」に選出

元環境情報学部教授手塚悟研究会の稲垣響さん(環境情報学部2年、所属・学年いずれも受賞当時)が国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)が主催する長期ハッカソンプログラム SecHack365 2023にて「優秀修了生」に選出されました。
SecHack365は、25歳以下を対象とした365日の長期ハッカソンであり、モノづくりの機会を得ながら高いレベルで革新的な研究・開発ができる人材の育成を目指して開催されます。日本全国から選考を突破した受講生約40人が専門家の指導を受けながら、1年間にわたってサイバーセキュリティに関する技術や倫理を学びます。
稲垣さんは1年間を通してグループでモノづくりを行う表現駆動コースに参加し、チームの中でもリーダー的役割を果たして家庭のIoTデバイスを手軽な管理でより安心・安全にするデバイスを開発しました。
優秀修了生は、SecHack365の一年間のモノづくり結果で特に優秀だと選ばれた6作品を開発した受講生が認定されます。稲垣さんらの作品は昨今重要視されているIoTデバイスのセキュリティ対策をサポートするために、コミュニティ形成などのユニークな切り口での解決策を提案し、作品の完成度やグループとしての表現力の高さが評価されました。
2024年3月2日には秋葉原UDX内のAKIBA SQUAREで成果発表会が開催され、稲垣さんらによるプレゼンテーションが行われました。

稲垣響


稲垣 響さんの受賞コメント

2023年度SecHack365優秀修了の認定を頂き、非常に嬉しく思います。チームメンバーと共に最終成果物を作り上げた経験は大きな達成感があり、またこのような形で成果を認めていただけたことを大変光栄に思います。
1年間、複数回のチーム開発を通して様々なバックグラウンドを持つエンジニアと交流をしたことは、触れたことのない新しい技術に挑戦する機会を増やし、エンジニアリングを学ぶ上での助走的な体験となりました。また、チーム開発におけるチームビルディングの難しさを痛感し、メンバーと共に試行錯誤を繰り返した経験は、技術的なスキルだけでなくチームマネジメントの観点から1つ1つのプロジェクトを考えさせられる貴重な体験となりました。
1年間共に学び合ったチームメンバー、修了生や指導員の皆様、お世話になった村井合同研の皆様に心より感謝申し上げます。 今後はSecHack365で得た知見をもとに、技術力のさらなる向上を目指し続けます。

SecHack365 2023 作品一覧
Digital Trust(手塚悟研究会)
村井・中村・楠本・高汐・バンミーター・植原・三次・中澤・手塚・武田・大越 合同研究プロジェクト

発信元:湘南藤沢事務室 総務担当