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2024.03.11

綾瀬泉さん(政メ後期博士3年)が、2023年度日本基礎心理学会第42回大会で「優秀発表賞」を受賞

環境情報学部教授加藤貴昭研究室、同専任講師森将輝研究室所属の綾瀬泉さん(政策・メディア研究科後期博士課程3年)の研究、「自己顔に対する不満足感が他者顔の変化検出に及ぼす影響」が2023年度日本基礎心理学会優秀発表賞を受賞しました。
日本基礎心理学会は、感覚、知覚、認知、行動などの基礎的な心理機構や心理学に関する歴史、原理、方法論に関するディスカッションが行われる場です。この研究は、2023年12月1日~3日に開催された日本基礎心理学会第42回大会で発表され、大会における若手研究者の優秀な発表として優秀発表賞を受賞しました。
授賞式は、2024年12月に開催される日本基礎心理学会第43回大会内において行われる予定です。


綾瀬泉さんのコメント

日本基礎心理学会における優秀発表賞は、恩師である森将輝先生が昨年受賞した賞であり、私も表彰式の場におりました。そのような素晴らしい賞を継いで受賞できたこと、心から嬉しく思います。本研究は、自身の顔に不満足感を抱えている人は他者顔の変化に気づきやすいのではないか?という仮説のもと、顔画像の変化検出課題とよばれる心理物理学的実験を行いました。結果として、正立顔では顔画像の変化に気づきやすく、倒立顔では顔画像の変化に気づきにくいことが示されました。本研究の結果は、今後も議論していける内容であると考えており、引き続き、自身の顔に不満足感を抱える人の認知機能について研究を続けていきたいと思います。

2023年度 日本基礎心理学会優秀発表賞
加藤 貴昭研究室
森 将輝研究室

発信元:湘南藤沢事務室 総務担当