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2023.04.07

2023年度 キックオフレクチャーが開催されました。

2023年4月3日(月)、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)にて、2023年度キックオフレクチャーが開催されました。
キックオフレクチャーは、新しく大学生活を始める新入生ならびに新学期を迎える在学生を対象に、各界で活躍されている方をお招きしてご講演いただくことで、今後の学生生活を有意義に過ごすことの重要性を学び、学問に取り組む姿勢や社会の変化を正確にとらえる目を養ってもらうことを目的として毎年開催しています。
2023年度はジャーナリストであり、慶應義塾大学 大学院政策・メディア研究科の特別招聘教授でもある国谷裕子氏に「未来から今を見つめる~SDGsと私~」と題してご講演いただきました。
これからの世界を担う学生に向けて、国谷氏のキャスターとしての、またその後SDGsの取材・啓発活動のご経験を通して、「未来の視点から現在の課題を考えることの大切さ」を語っていただきました。

質疑応答では感銘を受けた学生から多くの質問が寄せられ、複雑な問題を単純化することの功罪や、言葉の定義の大切さ、複合的に絡みあう課題への向き合い方など、熱いやりとりがなされました。


◆国谷 裕子
大阪府生まれ。米ブラウン大学卒業。1989年からNHK衛星放送「ワールドニュース」キャスター、1993年から2016年3月までの23年間、NHK総合テレビ「クローズアップ現代」キャスターをつとめる。この間、特別番組や「NHKスペシャル」等のキャスターも務める。 2016年からSDGs(持続可能な開発目標)の取材・啓発を中心に活動を行っている。
現在、東京藝術大学理事(SDGs推進室長)、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別招聘教授(非常勤)、自然エネルギー財団理事、国連・食糧農業機関(FAO)親善大使(日本担当)。
98年放送ウーマン賞、02年菊池寛賞、11年日本記者クラブ賞、16年ギャラクシー賞特別賞受賞。
著作「キャスターという仕事」(岩波新書)、「クローズアップ藝大 国谷裕子+東京藝術大学」(河出新書)

発信元:湘南藤沢事務室総務担当