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2022.01.21

ベンジャサッタブット ナパンさん(政メ博士2年)が、IBM Quantum Challenge Fall 2021にて優勝

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大学院政策・メディア研究科博士課程2年のベンジャサッタブット ナパンさんが、10日間に渡り実際に量子コンピューターを使用して課題に挑戦する、IBM Quantum Challenge Fall 2021において優勝しました。過去3年間で、2度目の優勝となります。

Benchasattabuseさんは、1回以上回答を提出した1,293名以上の参加者、さらに4つ全ての設問に回答した677名の参加者を破っての優勝です。

今回が3度目の挑戦となりましたが、2019年に初めてIBM Quantum Challengeに挑戦した当時は、量子コンピューターに関する正規の教育は受けておらず、この経験が、量子コンピューター研究をリードする慶應義塾大学の博士課程を志望するきっかけとなりました。

ベンジャサッタブット ナパンさんの受賞コメント

楽しんで取り組めるような、量子コンピューターを用いたコンテストが増えてほしいと思います。このような挑戦が、私自身に大きなインパクトを与えたように、多くの人々の人生にも影響を与えるといいなと思っています。

IBM Quantum Challenge Fall 2021およびベンジャサッタブットさんのコメントについて、詳しくはこちらをご覧ください。

IBM Quantum Challenge Fall 2021は東京大学と慶應義塾大学との協働により、開催されました。慶應義塾大学は量子コンピューター研究をリードし、2018年には矢上キャンパスに最先端の量子コンピューター研究を行うIBM Q Network Hubを開設しました。IBM Qシステムは、米国IBM社により開発された高度な汎用量子コンピューターです。

The IBM Quantum Challenge Fall 2021

慶應義塾大学量子コンピューティングセンター

発信元:湘南藤沢事務室 総務担当