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2021.09.27

出利葉 拓也さん(政メ博1)が第15回 Motor Control 研究会にて「若手奨励賞」を受賞

第15回 Motor Control 研究会にて、政策・メディア研究科博士課程1年の出利葉 拓也さん(牛山 潤一研究室)が「若手奨励賞」を受賞しました。
Motor Control 研究会は、国内の各地で運動制御機構について研究している生理学・生物学・工学・医学・リハビリ・スポーツ科学など様々な分野の参加者が一堂に会して、 それぞれの研究成果を報告、議論し合う研究会です。「若手育成」と「学際性」をキーワードとして年1回開催されています。
「若手奨励賞」は、運動制御研究を担う優秀な若⼿研究者の研究を奨励し、Motor Control 研究会をより活性化するために設けられ、博⼠学位取得後5年以内までの研究者(博⼠学位未取得者も含む)が筆頭著者として発表する⼀般演題から選ばれます。数々のポスドク研究者も並ぶなか、博士課程1年の学生が受賞したことは快挙と言えます。

【演題名】
出利葉 拓也、牛山潤一
「順序情報のワーキングメモリへのアクセスはシータ振動の位相依存的に無意識に揺らぐ」

出利葉 拓也さん(政メ博1)の受賞コメント

MC写真.JPGこのような素晴らしい賞をいただくことができ、心より嬉しく思います。今回報告した研究は研究室で0からスタートした研究で、それだけに外部の研究者にどのように評価を受けるか不安もありました。そのため、一流の研究者が集まる本学会での受賞は大きな自信につながり、自分にとって非常に大きな出来事です。大学入学当初、私は理工学部に所属していましたが、自分のやりたいことが見つけられずSFCに編入しました。SFCは紆余曲折が大いに推奨される最高の環境で、さまざまな経験を経て牛山潤一研究室に所属し、現在では神経科学研究に没頭することができています。このような経験を受け入れてくれたSFC、そして牛山研という場所には感謝してもしきれません。そして、日々ディスカッション等を通じて研究を推進するよりどころになっているラボメンバー、さらには多くの教員や事務の方々、何より節操のない自分の研究を辛抱強く支えていただいた牛山先生に、この場を借りて深く感謝いたします。引き続き、本研究をより大きな成果につなげるべく研究を推進してまいります。


第15回 Motor Control 研究会

環境情報学部准教授 牛山 潤一 プロフィール

牛山研究室WEBサイト

発信者:湘南藤沢事務室 総務担当