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2019.12.10

森将輝環境情報学部専任講師・渡辺利夫名誉教授が、日本基礎心理学会優秀論文賞を受賞

DSC02591.JPG森将輝環境情報学部専任講師が、11月29日~12月1日に開催された日本基礎心理学会第38回大会にて、論文「視線知覚空間の異方性」が優れた論文として高い評価を受け、2018年度日本基礎心理学会優秀論文賞を受賞しました。

本論文は、元環境情報学部教授である渡辺利夫慶應義塾大学名誉教授と共同で執筆し、このたび共同受賞となりました。

日本基礎心理学会は、感覚、知覚、認知、記憶、学習、動物行動などの基礎的な実験心理学や、歴史、原理、方法など行動やそれを支える心の働きについての基本的な問題に関する情報交換や研究討議を行う学会です。

日本基礎心理学会

森 将輝環境情報学部講師コメント

日本基礎心理学会優秀論文賞という栄えある賞をいただき、大変光栄に存じます。本論文は、「視線知覚空間の異方性」と題し、視線方向知覚の性質を実験心理学的に検討した研究です。視線方向知覚とは、向かい合う他者の視線方向から注視地点を知覚することを表します。本研究は、視線方向知覚における空間の歪みの性質を明らかにした点、物理的な注視地点と知覚的な注視地点の間に数理的な関係を導き出した点、実験方法がユニークである点が高く評価されました。今回の受賞にあたり、共著者である渡辺利夫先生および実験に協力いただいた参加者の皆様に心より感謝申し上げます。今後、研究と教育により一層邁進して参ります。

森将輝 環境情報学部専任講師プロフィール

渡辺 利夫名誉教授コメント

定年退職を機に思いがけなく研究論文で受賞し、喜んでいます。視空間の異方性の問題は、長らく力を入れて研究してきた分野で、最後の最後で研究が実ったような気持ちです。内容的には、異方性のレベルを物理空間と知覚空間の間にアフィン変換を導入することによって、計量的に測定するもので、それを視空間からさらに視線知覚空間に応用したものです。まだ他の分野にも応用可能な数理モデルです。中学生の時に書道ではじめて受賞し、sfcで教鞭を執り始めた時に教育でsfc賞を受賞し、そして、今回研究で受賞をすることができ、教育と研究両方での受賞となりました。機会を下さった周りの方々にお礼申し上げます。

 

発信元:湘南藤沢事務室総務担当