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2016.10.20

坂村美奈さん(政メ博士1)がモバイルアプリコンテストACM MobiCom 2016 Mobile app Contestで優勝

坂村美奈さん_1077.PNG10月3日からアメリカ ニューヨークで行われた国際会議MobiCom2016内で開催されたモバイルアプリコンテストACM MobiCom 2016 Mobile app Contestで坂村美奈さん(政策・メディア研究科博士1年)が研究開発したアプリケーションが優勝しました。MobiComは、アメリカ計算機学会(ACM)SIGMOBILEが主催する、モバイルコンピューティングと通信に関する世界最高峰の国際会議で、今年で22回目の開催となります。
 
坂村さんが研究発表した“Lokemon: Location-specific Monsters as Sensor”は予選で選抜されたファイナリスト11チームによる決勝を勝ち抜き、見事優勝しました。当該アプリケーションはスマートシティの各所に配置されたモンスターにユーザがなりきり、その場所に関する他ユーザからの質問に答えることによって、ユーザ間のコミュニケーションを促進する新しい参加型コミュニケーション基盤の研究です。
本コンテストでの優勝は、日本の研究発表としては初の快挙です。
 
研究発表タイトル:“Lokemon: Location-specific Monsters as a Sensor”
Lokemonは、従来のアプリケーションやシステムにない全く新しいコンセプトで人々の生活を楽しく、豊かにしようとするシステムです。審査委員の方々からは、「大きなインパクトがあり、本コンテストが求めているものを全部カバーしていた。そして、モンスターが可愛かった!」と言って頂きました。
 

坂村美奈さんのコメント

今回、優勝を頂くことができ、大変嬉しく思っております。Lokemonは一見、ワクワクしますが、楽しさや面白さだけでなく研究としての価値及びビジネスモデルも踏まえてアプリの魅力を伝えることが難しかったです。本会議では例年、日本人参加者が殆どいないため、その中での発表も緊張しましたが、改めて、今後より一層研究活動に励み、世界の場で活躍していくことは大切だと感じました。これからも、可愛いモンスターたちと一緒に、スマートシティ実現に向けたシステムを提案・開発していきたいです。
この研究を進めていくにあたり日頃よりご指導頂いております徳田英幸先生を始めとした研究室の皆様と支えてくださっている友達と家族に深く感謝致します。
 
 
発信者:湘南藤沢事務室総務(広報)担当