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2016.06.16

藁科友朗さん(環1)がインテル国際学生科学技術フェア(Intel ISEF)2016で、優秀賞2等を受賞

DSC_8512 small.jpg世界の高校生が、科学技術の研究成果を競うインテル国際学生科学技術フェア(Intel ISEF)2016の表彰式が13日、米アリゾナ州フェニックスであり、藁科友朗さん(環1)が分子生物学部門 優秀賞2等を受賞しました。
 インテル国際学生科学技術フェア(Intel ISEF)2016には、昨年12月にあった高校生科学技術チャレンジ(JSEC)の上位入賞者ら日本代表27人を含め、77の国と地域から1760人が参加しました。
藁科さんの行った研究は「Silk-Gland-Derived Sericin as a Growth Promoter in Animal Cell Culture (カイコ絹糸腺抽出セリシンの取得と動物細胞培養素材への応用)」というもので、今後、絹糸腺抽出のセリシンがさまざまな分野で活用できる可能性があり、研究の発展も期待されることから、今回の受賞となりました。
 

DSC_5086 small.jpg藁科友朗さんのコメント

 Intel ISEF2016で賞をいただいたことを大変嬉しく思います。幼少の頃より蝶が好きで、昆虫に関する研究がしたいと思い、高校の頃より課題研究としてカイコのタンパク質を培養素材として応用する研究を始めました。昨年、慶應義塾大学先端生命科学研究所で開催された、第5回バイオサミット in 鶴岡や朝日新聞社主催の高校生科学技術チャレンジ2015(JSEC 2015)を通して審査員の方から貴重な意見やアドバイスをいただき、研究を続けました。来期はTTCKで本格的な研究活動をしたいと思っております。
 
 
 
 
写真提供:NPO法人日本サイエンスサービス(NSS)