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2014.05.28

ファブスペース開設記念パネルディスカッションを開催

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SFCのメディアセンターにこの4月、ファブスペースが新装オープンした。それを記念し、5月20日16時30分から、パネルディスカッション「Fab is for everyone インターネット前提社会のデジタルファブリケーション」ならびに見学会を開催した。

パネルディスカッションは、Ω11教室を会場とし、登壇者に村井純慶應義塾大学環境情報学部長、田中浩也同学部准教授、筧康明同学部准教授、瀧田佐登子同講師(非常勤)/一般社団法人Mozilla Japan 代表理事を迎え、水野大二郎同学部専任講師の司会進行で進められた。会場にはSFCの学生をはじめ、一般市民や塾員、報道関係者等多数がおとずれた。3Dプリンタやデジタルミシン等を使ったデジタルファブリケーションの可能性や未来の姿について、学生の作品を紹介しながら熱く語られ、集まった聴衆は時に笑いにつつまれながらも真剣に聞き入っていた。

パネルディスカッション終了後には、デジタルファブリケーションの現場であるメディアセンター内ファブスペースを参加者に自由に見学してもらった。実際に3Dプリンタ等が動いている様子を見ながら、学生たちとの間で活発な議論が交わされていた。

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メディアセンター横では、ネットワーク環境とデジタルファブリケーション機材を搭載した移動型FabLabとしての役割が期待される IT ワークショップバス「Mozilla Bus (MozBus) 」の車体も展示された。特徴的なオレンジ色の車体のまわりには多くの学生が集まり、興味深げに内部を見たり、Mozilla担当者に質問する姿が見られた。

今回のイベントをきっかけに、より多くのSFC生がファブスペースを活用し、様々なアイデアを形にし、それを世界に発信していくことを期待する。