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Magazine
2017.04.01

学問領域を越え、問題発見・解決を目指す SFCの理念が、現在の仕事を支えている|門松 貴さん(1994年環境卒業)

門松 貴
内閣総理大臣秘書官(2020年9月~)
環境情報学部1994年卒業


内閣官房長官の直属スタッフとして、関係省庁との連絡・調整のほか、記者会見の準備や関連資料の作成、国会対応などを担当しています。官邸の業務は、各省庁・各部局の意見だけでなく、多方面の立場・意見を総合して適切に問題を設定し、各省庁の協力を得て解決策を立案することです。 在学中、情報分野を中心に学ぶも、「文理融合」と「社会実装」のSFCの教育スタイルの下で、多様な考え方・知識に触れることができました。この経験、すなわち、SFCの理念である「さまざまな学問領域の壁を越えて、問題発見・解決を目指す」という姿勢が、まさに、現在の仕事に求められていることであり、直接仕事に活きていると思います。 今後も、政府の中でより高い視点からの政策立案・解決策の提示を目指していきたいと思います。その中で、学生さんや若い人たちとともに、自ら課題を発見し、解決していくための「材料」や「道具」を、一緒に考えていければいいですね。

卒業後のキャリア
1994年4月 通商産業省(現:経済産業省)入省
2005年7月 米国留学
      スタンフォード大学訪問研究員
      ジョージタウン大学公共政策大学院修士課程修了
2012年7月 経済産業省宇宙産業室長
2012年12月 第二次安倍政権発足とともに菅義偉内閣官房長官の秘書官に就任
2020年9月   菅政権の発足とともに内閣総理大臣秘書官に就任