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Magazine
2011.01.25

平高史也研究室

SFCの現場

平高史也研究室

研究領域キーワード

平高研究室メンバー社会言語学、言語教育、言語政策

どのような研究をしているのですか?

私たちの研究会では社会を「言語」の視点からとらえて研究しています。「言語」といってもその対象は人によってさまざま。日本語、英語、ドイツ語、中国語、朝鮮語、なんでもOKです。また社会への切り口も、多文化共生、異文化理解、観光、教育と多岐に渡ります。研究のフィールドも日本に限りません。そんな多様性あふれる研究会ですが、言語と社会の深い結びつきを意識し、その背景にある事象や問題の解決をすることを共通して大切にしています。

研究室の一日を教えてください。

学生は全員、個人の研究テーマを持っており、普段は個人研究をそれぞれ進めています。火曜と金曜にある研究会では、個人研究の発表や、言語学に関する文献の輪読を行い、発表者へのアドバイス、ディスカッションなどを行います。また、ときには講師の方を呼んでの講演会や、SFCを出てフィールドワークを行い、身近な社会の多文化共生、異文化の理解を深めます。(最近では新大久保のコリアンタウン、中華街の横浜中華学院などに行きました。)

先生はどんな方ですか?

「レールは敷かない、だけどレールから脱線させない」これこそ学生の目から見た、我らが師匠・平高史也先生のスタイルです。先生は常に学生の視点や行動を尊重し、要所に応じて的確な助言を与えてくれます。学生の可能性を限定させず自由な思考を許容する一方で、常軌を失いかけたときはそれとなく一人ひとりに適した道を示してくれる ―― 好奇心旺盛で、枠に填まらない研究をしたい学生にとっては無二の先生だと保証します。因みに笑顔は超がつくほど癒し系です。

研究室ならではのキーワードはありますか?

「いいじゃん、○○。いい研究になりそうだなぁ〜」
先生が私たちの個人研究を満面の笑みで認めてくださるときのフレーズです。この言葉を聞くと、「よし先生がいいって言ってくれている、がんばらなきゃ。」そう決意を新たにして研究に向かうことができます。
可能性を否定しない。それが平高研究室ならではだと思います。

レポーター
総合政策学部4年 澤畑学さん
総合政策学部4年 島万世さん
総合政策学部4年 川口晋平さん
環境情報学部4年 川原彩恵さん
総合政策学部4年 庄司由香里さん

→平高史也研究会ウェブサイト
→教員紹介ページ

(掲載日:2011/01/25)

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