MENU
Magazine
2013.07.10

新保史生研究室

研究領域キーワード

法学、情報法、個人情報保護、サイバー犯罪、知的財産権、情報セキュリティ政策

どのような研究をしているのですか?Shinpo_s1

ネットワーク社会において新たに発生するようになった法的諸問題の総合的な研究プロジェクトです。また、ネットワーク社会における法的諸問題の現状と対応を明らかにするとともに、それらの問題に対する具体的方策について研究をする先端法学領域のプロジェクトです。
新保史生研究会では、春学期では、一人一人がテーマを決めてそのテーマに沿ってキーワードを挙げ、そこから問題発見・解決を法的側面から論じていく人が多いです。秋学期では、大枠の共通テーマをいくつか設け、グループディスカッションを行い、ORFの発表に向けて研究を行います。また、ORF後は卒業プロジェクトの発表と議論を行っております。さらに夏休み前には合宿を行い、最終発表の場を設けるのですが、そこでは研究会のOB・OGも積極的に参加し、議論を繰り広げています。

研究室の一日を教えてください。

私たちの研究室ではほぼ毎日大学院生が常駐し研究を行っております。大学院生は常に自分の研究と向き合っています。
学部生も研究室を積極的に利用しており、大学院生と学部生で各々の研究テーマに関して熱い議論が交わされることもあれば、研究室で長時間に渡って日本の情報通信政策のあり方などの大きなテーマについて話し合うこともあります。shinpo2_s

先生はどんな方ですか?

新保先生は、教育や研究活動だけでなく、数多くの政府の専門的な委員会や審議会に所属しており政策提言や検討にも積極的に関わっている方です。そのため、いつも多忙であることから、一時期、新保先生はいつ寝ているのか・本当に寝ているのかと研究会の学生間で話題にもなりました。
しかし研究会では非常に気さくで、どのような研究内容でも適切なコメントをしてもらえます。
学生のために時間をとってくださることも日常的にあり、学生の研究相談から学生生活に関してまで適切なアドバイスをしていただけます。

研究室ならではのキーワードはありますか?

「保護と利用」
情報法の研究は常に保護する側と利用する側に対して摩擦が生じてしまいます。しかし、2つのキーワードは私たちの生活になくてはならないものとなっています。法律が私たちの生活にどのような影響をもたらすこととなるのか常に考えながら研究を行っています。

リポーター 中西 英樹さん(政策・メディア研究科修士課程1年)

→教員紹介ページ

(掲載日:2013/07/10)