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2006.08.30

世界の名作を日本へ!

SFCスピリッツ

世界の名作を日本へ!

夏のアムステルダム
夏のアムステルダム
川瀬晶子さん
Nippon Television Network Europe B.V.
2000年環境情報学部卒業、2002年政策・メディア研究科修士課程修了

アムステルダムで働き始めてから1年が経ちました。

修士課程修了後、日本テレビに入社し、コンサート、美術展、舞台など様々なイベントを主催・後援している事業局イベント事業部に配属となりました。幅広いジャンルのイベントを経験した後、2004〜5年にかけて「ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展」を担当し、チェコを代表するアーティスト、ミュシャの作品 240点を海外から借用、特別展として日本で公開しました。自ら美術展を一本抱えることの責任の重さと、この仕事の面白さを体験することが出来た貴重な経験でした。

昨夏の人事異動で海外赴任となり、オランダのNTVヨーロッパに着任しました。NTVEでは、本社と作品の所有者である美術館との間に立ち、日本で展覧会を開催する際のコーディネーション業務を担当しています。

今となって悔やむのは、学生時代にもっと語学を勉強しなかったことです。仏語を本格的に勉強していれば、今の仕事に役立っていたであろうと後悔します。

着任後初めて担当した美術展は「ルーヴル美術館展 古代ギリシア芸術・神々の遺産」です。これほどの規模にてギリシア部門の名作がルーヴルを離れることは二度と無いでしょうから、9月5日〜11月5日まで京都へ巡回するので、是非この機会にご覧頂ければ幸いです。 

これからも感性を磨き続け、日本でいい企画を実現していきたいと思います。

→ルーヴル美術館展ウェブサイト

(掲載日:2006/08/30)