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2006.07.21

チャレンジングな人生の源はSFCスピリット

SFCスピリッツ

チャレンジングな人生の源はSFCスピリット

金子陽三さん
ネットエイジキャピタルパートナーズ株式会社 取締役C.O.O
株式会社アップステアーズ 代表取締役
1999年総合政策学部卒業

SFCを卒業し、社会人として約7年間働いてきた。30歳を目前にして、この7年間を振り返ると、激動の時間の一語に尽きる。これでもかこれでもか、というぐらい自分の限界に挑戦してきたと思う。

大学卒業後、リーマン・ブラザーズ証券会社投資銀行本部にて金融機関の資金調達や事業法人のM&Aに従事し(22歳)、その後、日系VCに転職してシンガポール現地法人の立上げに携わり、現地での投資活動や資金調達を行う(23歳)。その後、米国シリコンバレーのVC、ドレーパー・フィッシャー・ジャーベットソンにて唯一の日本人投資担当者としてアジア太平洋地域の投資活動に行った(24歳)。そして2002年株式会社アップステアーズを設立し代表取締役に就任(25歳)、インキュベーション・オフィス事業を展開。2004年12月に同社をネットエイジキャピタルパートナーズ株式会社へ売却(28歳)し、現在はベンチャー支援をそのビジネスドメインとするネットエイジキャピタルパートナーズの経営陣の一員として、またベンチャー・キャピタリストとして日々邁進している。

職をてんてんと変え、様々なことにチャレンジしてきたが、その精神を培ったのはやはりSFCでの大学4年間だったのではないかと思う。独立自尊の精神を重んじる慶應義塾の中で、新しい時代への取り組みとして実践されたSFCの姿勢、先生方の挑戦、そしてそこに集った学友との出会いに心から感謝し、よりチャレンジングな今後の人生を迎えていきたい。

(掲載日:2006/07/21)