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2007.01.25

原稿は締め切りとバックアップを!|小島朋之(総合政策学部長)

失敗はさまざまで、頻繁にある。「失敗は成功の母」と言われる。しかし、私にとっては、残念ながら、教訓となったことはほとんどない。最近の失敗は、やはりPC絡みのことが多い。

すでに24年目に突入したが、ある雑誌(『東亜』誌)に毎月連載で「中国の動向」というテーマで寄稿している。原稿提出の締め切りがほぼ毎月24日か、25日である。分量は適当であるが、それでもほぼ1万字程度で、4百字詰原稿用紙で25枚から30枚である。

嫌なことは忘れがちとなるが、それは数年前のことであった。資料収集、読み込みで、やっと数日がかりでなんとか30枚程度に書き上げ、ホッとして保存のためにダブルクリックした。

ところが画面上には、「全文削除」のサインが出てしまった。原稿送信のために狂乱状態の中で1時間以上かけて、バックアップで繰り返し修復を試みてみた。しかし、まったく効果なく、画面は真っ白であった。

これまでであれば、親族を理由にした原稿遅延の言い訳も可能であったが、すでに言い訳にならなくなっている。有り体にPC絡みの失敗を言い訳にして、なんとか1日だけ延期をお願いし、なお頭に残っている原稿を再現しながら、なんとか翌日早朝には送信し、1ヶ月の空白を出さすに済んで事なきをえた。原稿は締め切りを守り、バックアップをしっかりとりましょう。

(掲載日:2007/01/25)

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