MENU
Magazine
2011.01.12

予期せぬ休みの日に|徳田英幸(政策・メディア研究科委員長)

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

元旦の朝8:45分、SFCに集合し執行部の皆さんとともに遠藤西部地区自治会の新年会に向かった。私にとっては、恒例の行事であるとともに、地元の方々や藤沢市長とお話する貴重な機会となっている。今年は、SFCができる前に鴨池あたりにはスイカ畑があったという昔の遠藤地区の様子の話や相鉄いずみの線延伸関連の話題で盛り上がっていた。自治会館を出た後は、これまた恒例となっているSFC中高等部の横にある浅間神社に初詣をし、SFCキャンパスと入試業務等の安全を祈願した。

2011年元旦
2011年元旦

さて、お題の「予期せぬ1日休暇」であるが、1日というより、むしろ数日あると小さな新年の夢がかなうかと思う。

雪が十分にある冬の天気の日であれば、やはりスキー場に行きたいと思う。かつて学部生だった頃は、4月の春スキーに行くために、金曜日の夜に志賀高原に向かって車を飛ばしていたものである。4月といっても、夜中は溶け出した水が路面上で凍結し、一番下のサンバレーあたりから、結構気をつけて山道を運転していたことを思い出す。今は、きっと新幹線で行くスキーかもしれないが、リフトにゆられて、静まりかえったスキー場にいる瞬間は至福の時である。

春になっていれば、好きなカメラとレンズを持って、写真を撮りにいくかもしれない。最近は、ちょっと変わった試みをしている。かつて学生時代に使っていたCanonA-1用のFDレンズを5DMarkIIに着けてみたりはしていたが、ミラーレス一眼のSONY NEX-5とコンバーターを使っていろいろなレンズを試している。手持ちのNikonやCanonのレンズだけでなく、レンジファインダーカメラ用の古いCarl ZeissレンズをNEX-5に取り付け、マニアルフォーカスで撮っている。オートフォーカスと違ってやや手間がかかるが、ひと味違った、「外した写真」を創り出す面白さがある。

夏であれば、愛犬をつれて茅ヶ崎の海にドライブかと。。。

オールドレンズと茅ヶ崎のビーチ
オールドレンズと茅ヶ崎のビーチ

こう考えてみると、昨年は「ふっと予定が一日空く」という機会があまりにもなかった事にあらためて気づく。今年は、「ふっと」ではなく、意識して一日空ける努力をし、時計の針がゆっくり進む日を増やしていこうと思う。

(掲載日:2011/01/12)