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キャンパスライフ

複数の研究会で学びながらプロジェクトを推進

塙 佳憲 Yoshinori Hanawa
学部:総合政策学部2年
出身校:茨城高等学校(茨城県)

SFCを志望したのは、地元のひたちなかで開催されているアートプロジェクトがきっかけでした。発起人がSFCの卒業生だったことから、現役のSFC生たちとの交流もありました。理系と文系を区別するのは時代遅れだといわれるなか、最先端のカリキュラムでさまざまな学びが得られそうな環境に魅力を感じました。
もともとデザインに興味があり、グラフィック系のソフトウェアでさまざまなデザイン制作をしていました。でもこれからデザイナーで活躍できるのはトップの一握りだけだと考え、異分野をかけ合わせた複合的な学びを目指すことにしました。SFCはそんな志向にもぴったりの環境だと思います。
高校時代から地域活性に興味があり、関連する研究会を探し、1年次の春には鈴木寛研究会へ。多彩な背景の人たちが大勢いて、堅苦しいムードはありませんでした。鈴木寛先生からは、自分の活動について貴重なフィードバックをいただきました。
2年次の春からは加藤文俊研究会と琴坂将広研究会に所属しています。複数の違った分野の研究会での学びを生かして、町で遊ぶことをテーマにしたアイデアソン「まちであそん」に取り組んでいます。プロジェクト名は「まち」と「アイデア」と「マラソン」を組み合わせた造語で、高校生が「まちであそぶ」アイデアを考え、自分たちで実行することを支援する継続的なイベントです。

慶應義塾の伝統を引き継ぎながら特別な環境

地域活性のプロジェクトを説明するたび、SFCの先生方は誰もが「面白いね」と熱心に聞いてくださいます。このフラットな関係が「半学半教」の精神なのだろうと感じています。プロジェクトの推進には他のSFC生を巻き込むシーンが多く、周囲の環境にも大いに助けられています。
SFCの魅力は、福澤諭吉先生の精神を脈々と引き継ぎながら、他のキャンパスとはカルチャーが違う気がしますが、「独立自尊」の気骨を持った多彩な人が集まって、誰かが一声上げれば何かが動き出す環境があります。普通の大学は1~2年で一般教養、3~4年でゼミといった流れが決まっていますが、SFCでは手を挙げれば1年次から研究会に入れるし、先生ともすぐに仲良くなれます。もちろん試練にも晒されますが、ポジティブな批判をいただくことで強くもなれます。
研究会の掛け持ちができることも大きな魅力。コミュニケーションとマーケティングの両方を学ぶことで、両者の違いはもちろん、共通点も見えてきます。SFCは一般教養の概念が希薄ですが、幅広い専門性を持った先生方とディープに付き合えるのは明らかな強み。会いたい先生は道を歩けばそこにいるし、研究会に入らなくても積極的に声をかければアドバイスしてくれます。もちろん研究会に入れば、コミュニケーションの量が劇的に増えて学びが加速します。
SFCで学びながら、主体的にプロジェクトを動かすことでさまざまな気づきがあります。この経験を他の町のプロジェクトにも活かしていくのが当面の目標。地域活性と並行で、今後はチームのリーダーシップや人材育成などの幅広い方向も模索していきたいと思っています。