MENU
キャンパスライフ

2度の休学から自分らしいキャリアを形成

間瀬 海太 Umita Mase
学部:総合政策学部3年
出身校:神奈川総合高等学校(神奈川県)

中学卒業時の夢は脚本家か役者。社会派の演劇に取り組んだ高校時代に、社会への関わりを強く志向するようになりました。卒業生を訪問するカレッジセミナーで知ったSFCの第一印象は、学び方、コンセプト、プロセス、解決法が他の大学とはまったく異なっていたこと。幅広い専門分野があるので「ここに来れば何でもできる」という考えで入学しました。当時は政治家を目指したいという思いもあり、かといって政治学と法学だけではバランスに欠けるのでSFCが最適だと考えました。
最初に入った研究会は、松井孝治研究会。平田オリザさんと首相のスピーチライターをされていた方なので、「血の通った言葉で政治を変える」という考え方が演劇畑の自分に影響を与えました。その後、曽根泰教研究会で討論型世論調査と出会い、政策デザインワークショップで政策の作り方も学んで、2014年の9月から鈴木寛研究会に入りました。スマートフォンでの模擬投票など、「政治×IT」や「政治×デザイン」をテーマに自分なりの挑戦をしました。
そして2015年の9月から1回目の休学期間に入りました。事業仕分けで有名なシンクタンク「構想日本」を松井先生にご紹介いただき、学生職員として勤務。
復学すると、就職先が決まった同期の近況を聞く機会も増えました。名のある大企業に入社できて「すごいなあ」と思う一方、自分が同じ道を歩みたいかといえばそうでもない。
そして、さまざまなプロジェクトを経験するうち、教育に関心が傾いてきていました。研究会のOBとの縁もあって鹿児島県長島町を訪れるようになり、最初のキャリアを地方で始めるのもいいのではないかと思うようになりました。そこで2度目の休学に入って、鹿児島県長島町に移住し、高校生向けのプログラムを運営しました。その直前の8-9月にはシアトルにも短期留学。自分にとってアウェイの経験を積む中で、世間体や所属コミュニティに埋没することなく、個人として付き合える仲間を増やしました。どこに行っても失われることのない「自分らしさ」を自覚できるようになり、これまでの経験から得られた影響や信念について、自分の言葉で話せるようになっていました。
現在は、地元の神奈川県に戻って、大学生対象のリーダーシップ育成プログラムを企画しています。

自分がやりたいことを追求できる場所

SFCの魅力は、自分を焦らせてくれる環境があること。同期も、先輩も、後輩も、何かやっている人が周りにいます。自分よりすごい人達に囲まれていると、「何かやりたい」「やらなくちゃ」という気持ちが高まってきます。
キャンパスでは、歩いているだけで知り合いに会って「最近何しているの?」という挨拶から「あれをしよう」「これをしよう」とブレストが始まります。振り返ってみると、これまで半年に一度くらいのペースで新規プロジェクトを作ってきました。みんなフットワークが軽いので、「できないよ」じゃなく、「いいじゃん、やってみよう」という人が集まって周囲の考えをも変えていくような風土があります。
現在の研究テーマは、「一人ひとりの価値観に素直になれる社会をつくること」。自らプロジェクトを立ち上げ、仲間を集めて試行錯誤の中で学んでいけるのがSFCの醍醐味です。
SFCに入学したら、本心でやりたいこと、好きなこと、楽しいことに取り組んでください。難しく考えるのではなく、自分がしてきたこと、好きなこと、大切な思い出などが「やりたいこと」のヒントになります。誰かの手伝いでもいいから、何かを始めてしまえば、動いているうちに見えてくるものもあります。
SFCといえば「IoT」や「イノベーション」などのビッグトレンドを意識する人も多いはず。自分もそんな一人でしたが、そればかりを追い求めても、自分が本当にやりたいことは見えてきません。SFCでは、自分の趣味や好きなことを大事にするのが大切です。