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WS03:戦略的意思決定ワークショップ ~冷戦下の世界を舞台に戦略を描く~ 課題

世界には様々な特色のある国と地域があり、相互に関係しています。世界の安定と繁栄を考えたとき、すべての国や地域が大切であることは言うまでもありません。

ここでは、世界を便宜的に以下のように分けます:

1.ヨーロッパ
2.ロシアおよびCIS諸国
3.アフリカ
4.中東
5.中国
6.アジア諸国(中国を除く、西アジア、東アジア、南アジア、東南アジア)
7.北アメリカ
8.中央および南アメリカ
9.宇宙空間
10.サイバー空間

上記の地域・空間を比較し、あなたが考える「わが国にとって今後最も相対的に重要性が増す地域や空間」を一つ選び、その理由を800字から1600字程度で説明してください。

その際、1つ以上の公共データ(例:学校で使用している教科書や資料集に引用されている図や表、国際機関、行政機関、学術機関等が提供しているデータ)を参照し、どの文書・統計の記述、数値を引用したか分かるように表示(例えば、外務省『外交青書2023』第2章のように、文書名と章を表示)したうえで、説明を行ってください。

安全保障、経済、環境、文化など、いずれの観点から論じても構いません。一つの観点に絞って論じても、複数の観点から論じても構いません。あなた自身の問題意識や関心をふまえて記載してください。

【参考にしてよい情報源の例】

教科書や資料集に引用されている図表のほか、以下のような、国際比較や各国の動向を客観的に知るための信頼できる情報源を参考にしてください。使用したデータや情報の出典は、必ず明記してください。

1)国際機関、学術機関が提供するデータ

OECD(経済協力開発機構):教育、科学技術、エネルギー、経済、雇用などの国際比較データが充実しています。
https://www.oecd.org/japan/

世界銀行(World Bank Open Data):世界中の国に関する人口、経済、インフラ、エネルギーなどの統計を閲覧可能。
https://data.worldbank.org/

IMF(国際通貨基金)Data:財政・金融・貿易などの分野に強みがあります。
https://www.imf.org/en/Data

UN Comtrade(国連貿易統計データベース):貿易に関する詳細データ。
https://comtrade.un.org/

Our World in Data:エネルギー、テクノロジー、食料、紛争など幅広いテーマの時系列データが使いやすく整理されています。
https://ourworldindata.org/

2)日本の政府機関、公的機関が提供するデータ

e-Gov 白書等:各行政機関が公表する白書の一覧です。
https://www.e-gov.go.jp/about-government/white-papers.html
(補足:日本-官庁の白書の調べ方 https://ndlsearch.ndl.go.jp/rnavi/politics/post_205031

総務省統計局「世界の統計」:各国の基礎的な統計(人口・経済・教育など)を比較できます。
https://www.stat.go.jp/data/sekai/

外務省「国・地域別情報」:各国との関係・基礎データが簡潔にまとまっています。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/index.html

JETRO(日本貿易振興機構):世界各国の投資・産業動向が分かります。
https://www.jetro.go.jp/world/

【注意点】
・価値判断を伴う政策提言や目標(例:SDGs、開発援助プログラム)などは、本課題においては重視しません。
・信頼性の高い統計や文書などの統計データに基づいて、自らの主張を構成してください。データを適切に活用する力(情報リテラシー)も重要な観点です。
・生成AIの利用に関して、補助ツールとしての利用は差し支えありませんが、出力したものをそのまま利用することは避けてください。



【提出方法】PDFにして送ってください。

【提出時の注意】
ファイルサイズは最大で10MBです。
ファイル名は「氏名.pdf」としてください。(例:慶應太郎.pdf)
※提出レポート内にも氏名を記載してください。

※未来構想キャンプにおける選抜課題では、生成 AIを自身の学びを深めるためのひとつの補助的ツールとして利用することはかまいませんが、出力した回答をそのまま提出することは認められません。ワークショップごとに条件を付す場合もありますので、課題をよく読み、取り組むようにしてください。