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吉田 優一

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インテリジェンスを学ぶことで、
日本にとって最適な安全保障政策を追究したい

吉田 優一 Yuichi Yoshida
学部:総合政策学部2年
出身校:私立郁文館グローバル高等学校(東京都)
入学年度:2011年

y_yoshida_03.jpg高校生の頃から、安全保障政策やインテリジェンスにとても興味がありました。日本における最大の危機は、外交も含めた日本の防衛(安全保障)だと思っていたので、どうすればもっと改善されるのか、大学へ入学したら深く勉強したいと考えていました。これが「インテリジェンス理論」を学ぼうとしたきっかけです。研究会には1年次から参加。私が履修した小林良樹研究会の小林先生は警察庁からの出向で、SFCで教鞭をとっていた現役の警察官僚。実務家であり、アメリカの大学院でインテリジェンスの研究にも取り組まれていたので、海外の情報から日本の最前線の情報まで、幅広く学ぶことができました。

実践に即した授業や幅広い分野の科目を履修できます。

y_yoshida_02.jpgこれまでに履修したなかで、印象に残っている科目は「安全保障政策」です。インテリジェンスの基礎を学ぶ内容で、世界の最先端にあるアメリカやイギリスは、どういう情報の集め方や分析手法を行っているのか、政治家にとって見やすい分析レポートはどのように作成するのかといった実践に即した課題が出題されました。将来は外務省などに入省して、キャリアを磨きたいと思っているので、現場で活かせる授業は大変役立ちます。実は私の専門は地政学。これは地理的な条件のなかから、政治や経済、社会、戦争などを見る学問です。そのため、歴史や宗教、政治、経済、サイバーなど、さまざまな知識が求められます。文系・理系に関係なく、多様な学問から自分が学びたい科目を選択できるのも、SFCならではの魅力です。