皆川 昇子
センサネットワークにおけるデータの信頼性に関する研究
皆川 昇子 Shoko Minagawa
学部:環境情報学部
出身校:私立函嶺白百合学園高等学校(神奈川県)
入学年度:2009年
温度,照度,加速度など身のまわりの環境の情報を取得できるセンサノード。最近では、これを用いてセンサネットワークを構築し、環境調査,農業,モニタリングなどに利用できるアプリケーションが普及してきています。しかし、センサノードが取得したデータが実際の値と違う、つまりセンサの故障や一時的な不具合がおきた場合、アプリケーションの信頼性が低下してしまいます。そこで私は、センサネットワークにおいて、データの異常が生じているセンサノードを検出する手法を調査・研究しています。この研究テーマに興味を持ったのは、ある国際学会の論文を読んだことがきっかけでした。非常に魅力的なテーマで、読んだ時にこれは面白い!と思いました。まだまだ未知な部分も多いので、この研究テーマで私もぜひ成果を出したいですね。
どんな時でも、ポジティブに行動できる。
慶應義塾大学の入試要項を取り寄せた時に、同封されていたパンフレットを見て、SFCのことを初めて知りました。文系理系関係なく、幅広くいろいろな分野が学べる点に強く惹かれました。2・3年生では情報系の科目を多く履修していますが、1年生のうちは国際開発やコミュニケーションに関する授業など、興味のある分野の授業をどんどん選択して視野を広げていました。
研究をしていると日々うまくいかないことがたくさんあります。そんなときでも決してネガティブにならずに問題点を洗い出して、次に自分が何をするべきなのかをポジティブに考えることが大切だと思っています。