立山 蘭
人々の暮らしに寄り添える建築物を追究していきたい
立山 蘭 Ran Tateyama
学部:環境情報学部
出身校:私立清泉女学院中学高等学校(神奈川県)
入学年度:2011年
私の研究テーマは「最適空間のデザイン構成」というもの。きっかけは昨年夏に参加した環境フィールドワークでル・コルビュジエの作品を見たことでした。将来は、目立たなくても、しっかりと人々の暮らしに寄り添える建築物を創っていきたいので、そのために人が快適だと感じる空間の寸法や配置、環境条件を数値化し、それをどのように空間としてデザインできるのかについて目下研究中です。授業科目は、意匠分野と構造・設備分野という2つの軸で履修し、建築士に必要な土台づくりをしています。意匠分野では、実践に即した建築デザイン・設計演習を行う「デザインスタジオ」や、RhinocerosやArchiCADなどの最新の情報技術ツールを習得できる「意匠設計」を選択。構造・設備分野では、「建築構成論」「環境空間論」を履修して、建築の基礎となる知識やスキルを身につけたいと考えています。
大学院に進学して、一級建築士をめざす。
研究と並行して、めざしているのが一級建築士の受験資格の取得です。SFCの大学院、政策・メディア研究科では、所定の要件を満たせば、大学院修了後一定期間の実務経験を経て、建築士の受験資格を得ることができるんです。卒業後は大学院に進学して一級建築士をめざすため、今から準備しています。それに高校生の頃からデザインが好きなので、今は専ら建築デザイン中心の科目構成になっています。これからは建築や設計の基礎となる分野の科目を履修して、研究を深めるための知識も習得していきたいですね。