SFCの現場
筧康明研究室
研究室の研究領域キーワード
インタラクティブメディア、実世界指向インタフェース、Webインタラクション、テーブルトップディスプレイ、Augmented Reality
どのような研究をしているのですか?
筧研究室では「実世界情報環境デザイン」というテーマで、日常生活を豊かにするインタラクティブメディアに関して幅広く研究しています。具体的にはテーブルトップディスプレイを使った子供向けのアニメーションソフトやシャボン玉を使ったディスプレイなどの実世界指向インタフェースを開発しています。またORFサイトなどWebインタラクションの研究も行っています。研究成果は積極的に論文や展示、ワークショップなどで発表しています。
研究室の一日を教えてください。
現在研究室には20名程度の学生がいて、各自がテーマを持って研究を行っています。主にオミクロン館の研究室で作業を行い、毎週2回あるゼミの時間で進捗を報告します。進捗報告ではお互いの研究成果について議論をして、より良い研究のためのアドバイスを貰います。学会や展示発表前などは完成に向けて作業していますが、展示後は打ち上げをしたり皆で旅行に行ったりします。
先生はどんな方ですか?
筧先生は学生に親身になって色々なことを教えてくれる先生です。個人研究で行き詰まった時などは、的確なアドバイスをして下さいます。学生の力を伸ばすような教え方をして頂き、授業外でも熱心に助言をしてくれます。しかし旅行などでは学生以上に楽しんだり、打ち上げなどでは学生時代の話などを話してくれます。
研究室ならではのキーワードはありますか?
「個人力」です。学生ひとりひとりがテーマを持って研究しています。そのため自分で目標を立て、制作を行い、論文を執筆することが求められます。プロジェクト全ての工程を一人で進めるため大変ですが、最終的にはグループワークでは得られない経験や技術を得ることが出来ます。また熱心な学生が多いため、お互いに教え合って研究することの出来る研究室です。
リポーター
環境情報学部3年 山岡潤一さん
(掲載日:2010/03/17)
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