SFCの現場
倉林修一研究室
研究領域キーワード
情報配信システム、Webシステム、データベース、マルチメディア、プログラミング
どのような研究をしているのですか?
倉林研究室(IMELab)では、「リアルタイム性」「デザイン」「感性」という全く新しい視点から、動画像データ、音楽データを対象とし、分析・検索・可視化・自動配信を行う"感性メディア・ハブ機構"の研究に取り組んでいます。また、新しいWebサービスや、アプリケーションの設計・構築にも力を入れています。一人一人が研究テーマをもち、個人の成長を目標に、切磋琢磨し合う研究会です。
例:感性動画像ストーリー検索、レイアウトによる書籍検索、構造・感性分析による音楽検索、
音楽と動画像のマッシュアップ・エンジン、コンテクストに応じたマイクロブログエントリ検索、
外国語教材の自動配信、Web検索におけるクエリの自動推薦エンジン
研究室の一日を教えてください。
倉林研究会は、毎週木曜日の5、6時限に行っています。研究会の時間には、個人の研究テーマの進捗発表や研究相談を行い、先生と学生による活発な意見交換が行われます。研究会以外の時間にも、新技術の勉強会を頻繁に企画し、学生の技術力の向上に取り組んでいます。研究会のメンバーは、冗談を言い合ったり真剣にディスカッションをしたりできるいい仲間たちで、研究会終了後にみんなで食事に行くこともあります。
先生はどんな方ですか?
学生の私達から見た倉林先生は、「大変面倒見がいい先生」です。各学生の研究テーマそれぞれに対して学生と共に考え、研究会以外の時間にも研究相談にのってくださるなど、大変熱心に指導してくださります。また、倉林先生は新しいもの好きで、研究会中にも、タブレット型携帯端末や高性能コンピュータなどの新デバイスの話題を頻繁に取り上げていらっしゃいます。
研究室ならではのキーワードはありますか?
倉林先生の口癖は、「画期的」だと思います。研究会の時間など、学生とディスカッションを行っている際に、学生の意見に対して、先生が「それ、画期的だよ!」と語気強く賛同してくださる場面が多々あります。それぞれが個別に研究テーマを持つ倉林研究室では、アイディアとモチベーションが必要です。先生のこの言葉に励まされ、倉林研究室の学生はモチベーションを維持して研究活動が行えるのかもしれません。
レポーター
環境情報学部3年 市瀬綾さん
(掲載日:2011/02/08)
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