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Magazine
2012.10.03

武田圭史研究室

研究領域キーワード

武田圭司教授ITマネジメント/情報セキュリティ

どのような研究をしているのですか?

武田圭史研究室では、ITマネジメントと情報セキュリティという大きな二つの軸のもとに、様々な分野の組織や社会のための革新的なアプリケーション開発を行なっています。現在行われている研究テーマのサンプルとしては、Webマーケティングとデータ解析、ウェブUI/UX解析、銀行/金融情報システム、マルウェア(コンピュータウィルス)解析、防災と復旧のための情報システムなどがあります。

研究室の一日を教えてください。

木曜日の5,6限を全体でのミーティングの時間とし、それぞれの研究テーマの成果を発表しています。その他にITマネジメントを主として学んでいるチームとセキュリティを学ぶチームとに別れ、個別の勉強会などを開き各々の専門分野への知識を深めています。また、ミーティング時間も成果発表のみではなく、毎期様々なことを行なっています。例えば、2012年度春学期では、毎週異なったプログラミング言語でバスの時刻表アプリを製作してきてその言語に対して全員が知識を持つことで一学期間に約10種類もの言語を学んだりしました。

武田圭史研究室 武田圭史研究室

先生はどんな方ですか?

学生の自主性を重んじてくださって、見識も深く、あらゆる分野の質問に対しても熱心に答えてくださる優しい先生です。また、とてもユーモアにあふれていて、ミーティング中も先生のお陰で笑顔が絶えません。TwitterなどのSNSも駆使していらっしゃり、学生にもよく話しかけてくださるフレンドリーさもお持ちです。(twitterアカウントは@keijitakedaです)  武田研究室のメンバーには先生の授業で先生に惚れこんで参加することになった学生も多いようです。

研究室ならではのキーワードはありますか?

私の主観になってしまうかもしれないのですが “とにかくやってみる”でしょうか…。プログラミング初心者であっても、自分で学びながらとにかく実装してみてたり、SFCで授業がすべて英語で行われるGIGAプログラムが始まったら、英語が苦手な学生であってもGIGA開講科目を履修してみたり、そして自分の研究成果を学会等に積極的に挑戦して提出したり。色々な“やってみる”を積み重ねていって大きな“挑戦”へと進化していく流れが研究室にあると思います。その成果として、海外のハッキングコンテストで優秀な成績をあげたり、様々なWEBサービスのセキュリティの脆弱性を多数発見し報告をしたり、SFC Hackというプロジェクトで学生が開発したプログラムをSFCの皆さんに便利に使ってもらえるサービスを提供しています。

レポーター
環境情報学部3年 小澤 麗さん

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(掲載日:2012/10/03)

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