SFCの現場
古谷知之研究室
研究領域キーワード
観光振興、地域政策、社会調査、データ分析
どのような研究をしているのですか?
普段の授業では、観光政策に関する基本的な知識や社会調査やデータ分析の技法について勉強しています。また今年度は東日本大震災を受けて、「震災と観光」をテーマにした個人発表を行っています。実践の場として、「長崎県地域力向上プロジェクト」に参加し、長崎県平戸市でフィールドワークをしています。今年度は平戸市の方々と平戸市の観光を盛り上げていくために、事例の研究や、現地での社会調査、政策のテストランを行います。
研究室の一日を教えてください。
研究会の時間では、先生が教えてくれたデータ分析の方法を練習したり、フィールドワークの進捗状況の発表を行ったりします。研究室には素敵な秘書さんがいらっしゃって、学生はグループワークのため集ることが多いです。大きなテレビを囲むソファに腰掛けて話し合いをします。平戸プロジェクトのほか、授業の宿題もグループ単位で出るので、研究会が無い日でも日常的にグルワをしている研究室です。明るい雰囲気が特徴で、笑顔が絶えません。
先生はどんな方ですか?
統計学をご専門にされている方です。「いいねぇ」が口癖で、電車と飛行機をこよなく愛しています。研究会のメンバーに先生について改めて聞いてみたところ、「クマのような人」「桃太郎のような人」という意見がありましたが、オンオフがはっきりした人という意見が多かったです。やるときはすごくやるし、楽しむ時は楽しむ。勉強はもちろんのこと研究会での懇親にも気を配ってくれる楽しい先生です。
研究室ならではのキーワードはありますか?
「オンとオフはしっかりしよう」「なんでもやってみよう」
研究会の活動がグループワーク中心であるため、メンバーの仲がよいと思います。グループワークを円滑にしてよい結果を生むためにも、話をするときは真面目、オフの時はお互いにしっかり楽しむ。このことが大切だという共通認識があります。また観光政策の提言について、思いついたことは何でも調べてやってみる精神もとても大切にされていると思います。
レポーター
総合政策学部3年 出水江里さん
(掲載日:2011/06/28)
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