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2012.05.29

中島直人研究室

研究領域キーワード

中島直人研究室都市計画論、都市計画史(都市計画遺産)、都市景観、風景づくり、まちづくり

どのような研究をしているのですか?

研究会ではハードを中心に扱う都市デザイン研究会とソフトを中心に扱うまちづくり研究会の二つによって成り立っています。

研究会(1)
私たちはフィジカルな側面から都市の資源を見出し、それを都市計画やまちづくり、アーバンデザインにいかに生かすことができるかについて研究しております。そのため、建築物のデザインに取り組むよりも積極的にまちに出て空間に眠る風景を構成している本質を見出そうとする研究が多いです。そうした知見を生かして、実際にまちづくりに関わる機会をいただき、一緒に活動することもあります。

研究会(2)
私たちは、浅草寺を越えた奥浅草地域とその中にある聖天町、それから湘南台のまちづくりを行っています。実際にまちのなかに入り込み、そこのまちの人達と何度も話合いをくり返しながら、まちの人とともに一からまちづくりを行っています。基本的に実際に体を動かして活動することが研究会の主体であるため、研究会の時間外に多くのフィールドワークを行っています。

研究室の一日を教えてください。

研究テーマがさまざまなため、研究室にはそれぞれが自分のペースで研究をするために訪れます。一方で、研究のフィールドはまちであるため、研究室に籠らず積極的にフィールドワークに出向き、現地でグループワークを行う人が多いです。また郷土資料などは対象地の県立図書館や国会図書館にあるため図書館で一日をつぶすこともあります。したがって、研究の一日は毎日異なるため楽しいです。

中島直人研究室中島直人研究室

先生はどんな方ですか?

大変若く学生想いで優しい先生です。日頃の研究の相談だけでなく、一緒にフィールドワークに行くことも多くあり、そこで研究の進め方や都市の捉え方などたくさん教えてくださります。フィールドワーク後は飲みに行き、先生のお話を聞いたり人生の相談?にものってくださります。先生と学生の距離感が近い研究会だと思います。

研究室ならではのキーワードはありますか?

先生の口癖は「なる」です。生徒が発表をしている際によくつかわれます。なるほどというのを略して使われているのだと思います。結構頻出単語です。研究会の精神として特に先生から言われることはないのですが、各自のペースで研究を進めることが出来ます。ただ、「まちはいきている」のでそこにあったペースを見つけながら研究を進めています。

リポーター
環境情報学部4年 河本雄介さん
環境情報学部4年 内田祐介さん

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(掲載日:2012/05/29)

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