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Magazine
2006.10.18

日本リーグへの挑戦

SFCスピリッツ

日本リーグへの挑戦

田添亮さん
東京海上日動火災保険株式会社
2003年環境情報学部卒業

10人いれば10通りのやり方がある。そして互いのやり方を尊重し合えるのがSFCであると思う。

大学まで続けていたバドミントンを社会人になってからは、諦めていたが、社会人2年目から、再び始めた。きっかけは、大学時代、対戦していた相手校の選手から声をかけられたことだった。最初はあまり乗り気ではなかったものの、気づいたらもう4年目。周りには気の合う仲間が自然と集まった。「どうせやるなら上を目指したい」と、いつの間にか、学生時代の夢を追いかけていた。なんとかして日本リーグ(サッカーでいうJリーグ)でやってみたい。試行錯誤を重ね、昨年、日本リーグへの参戦を果たした。クラブチームの新規参入は日本で初の出来事であった。この出場をきっかけに、日本のバドミントン界のあり方も少しずつ変わってきている。そして、トップ選手に挑戦する機会をもっともっと作っていきたい。そうすることで日本のバドミントンも更に活性化すると信じている。チームメンバー全員が、仕事と両立しながら、プレイヤーとして努力している。チームとしては他のクラブとまだ大差はないが、すでにバックアップの申し出に応じてくれる企業も出てきている。自分が選手として活躍することもさることながら、良い仲間と、後の世代にたくさん置き土産を残していければと考えている。

仕事は保険会社のシステムを担当している。常に進化を続けるITを、どんなふうに会社に活かせるのか。日々悪戦苦闘している。なかなか前に進めないことも多い。だが、10人いれば10通りのやり方がある。バドミントンも仕事も同じ。(挫折はつきものだが)自分なりの創意工夫と努力、そして良き仲間達と未来を切り開いていきたい。

YANGYANGバドミントンチーム

(掲載日:2006/10/18)