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研究

新しい『日本研究』の理論と実践

SFC研究所日本研究プラットフォーム・ラボが展開する「新しい『日本研究』の理論と実践」(1)は、文部科学省による平成23年度私立大学戦略的研究基盤形成支援事業(2)に採択されました。本事業をつうじて本ラボは、SFCおよび慶應義塾が世界の日本研究のネットワークのハブとなるための研究拠点の形成に向けた活動を展開します。

SFCが創立以来一貫して探求してきた社会作りやそのための政策形成は、日本社会が現在、あるいは近い将来に直面する問題群の解決を目的とした実践的な研究といえます。本事業は、こうした研究を「日本の研究 (about Japan) 」、これらの問題群に関心を持つ海外の研究機関との共同研究を「日本と研究 (with Japan) 」、また日本という場で研究することを「日本で研究 (in Japan) 」と概念化し、これら三つの総体を「新しい日本研究」と位置付けました。言い換えれば、本事業は、日本社会を研究対象としてのみならず、研究のパートナーとも、研究フィールドとも捉えたわけです。こうした概念構築を試みた背景には、日本社会が直面している問題群を国際社会もまた深く共有しており、日本が直面している政策課題とその解決に向けた政策形成の取り組みは、国際社会にとって魅力的な研究対象、研究パートナー、研究フィールドであると理解するからです。国際的な研究ネットワークの下でこれらの問題群に対する研究を深め、そこから問題解決のための政策課題を抽出し、SFCおよび慶應義塾発の政策形成のための提言につなげます。

本事業は、日本社会が直面している問題群を以下の4つに整理しました。
   ・第一問題群:社会の少子高齢化によって生起する諸問題
   ・第二問題群:情報社会の進展にともなって生起する諸問題
   ・第三問題群:東アジアの国際関係をめぐる諸問題
   ・第四問題群:グローバルネットワーク構築に関わる諸問題

そして、本事業をつうじて形成される世界各国・地域の研究・文化交流機関との共同研究ネットワークは、学生の国際的なコミュニティーへの展開や留学生および海外研究者の受け入れを促すことなるでしょう。こうしてこの事業がSFCを中心とした慶應義塾の国際化推進の一端を担うことになります。とくにSFCでは、本事業をGIGAプログラムにならぶキャンパスの国際化戦略の柱として位置づけています。本事業が未来創造塾構想と一本化して取り組みを進めることによって、SFCが国際的な研究・教育の交流拠点となるための大きな推進力となると期待されています。

  1. 研究代表者:総合政策学部長・教授 國領二郎
    研究期間:平成23年度(2011年度)~平成25年度(2013年度)
  2. 文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業は、各私立大学の経営戦略に基づいて行われ、かつわが国の科学技術の進展に寄与する研究基盤形成のための研究プロジェクトに対する重点的な補助事業です。

[PDF] Japanese (186KB)
[PDF] English (121KB)
[PDF] Chinese (327KB)
[PDF] Korean (165KB)
[PDF] German (143KB)
[PDF] French (131KB)
[PDF] Arabian (77KB)

関連サイト

SFC研究所日本研究プラットフォーム・ラボ
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慶應義塾大学SFC研究所日本研究プラットフォーム・ラボ事務局
jsp [at] sfc.keio.ac.jp
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