人から言われたことをこなすのではなく、自分のやりたいことを言葉にし実現していく生活を高校生の時に志した。そのためには、少なくとも大学レベルの知識と学位が必要であることを認識し、大学に進学することを決めた。
ところが、受験勉強のしすぎで体調を崩してしまい、受験する大学を変更することにした。その際、SFCは自分の興味のある神経科学を学ぶことができる上、小論文を課すなど受験方式も自分に適しており、第一志望とすることにした。
併願していた筑波大学の理工系の学群からも合格を頂いたが、2020年度入学でCOVID-19の状況が不明瞭で、大学に行けないことも多くなる可能性が高かったこと・1年次から研究会に入れることや圧倒的に自由な好風を持っていることなどから、SFCに進学することにした。
想いを実現するための受験
環境情報学部
一般選抜
男性
高校 | 私立逗子開成高等学校 |
---|---|
学年 | 環境情報学部・4年 |
所属している研究会(メイン) | 安宅研究会 |
所属している研究会の専攻 | 定量分析 |
自身の研究テーマ | 人が快適と感じる森林はどのような条件を持っているか。 |
他に所属している・していた研究会 | 青山研究会 |
他に所属している・していた研究会の専攻 | 神経科学 |
学生生活で力をいれていること | 研究活動、コミュニティの運営・発展 |
高校時代の部活動 | 物理科学部 |
高校時代の部活動をいつまでやっていたか | 高2の秋まで |
好きな科目 | 物理、国語 |
高校時代に力を入れたこと | ゲームやったり作ったり |
私の高校自慢 | 都立や有名私立ほどではないが、マニアックな教員が在籍している。 |
SFCを知ったのはいつ? | 高2の秋 |
SFCオープンキャンパス(ウェブ含む)には参加した? | いいえ |
塾や予備校を利用した? | はい(基本5教科であり、SFC対策には利用していない) |
浪人経験は? | なし |
SFCを受験しようと決めたのはいつ? | 高3の秋 |
SFCに合格した入学試験は? | 一般選抜 |
受験した科目は? | 情報、小論文 |
合格した入試以外に受けた入試は? | なし |
SFCの志望順位は? | 第一志望 |
併願した学部は? | 総合政策学部 |
併願した他大学は? | 東京工業大学、筑波大学、明治大学 |
SFCを志望したきっかけと、大学入学まで
オススメの勉強法は?
昔は予備校の授業や幾つもの教材を手に取ることが重要という浅はかな考えで本来したが、今では目の前の教材の問題や模試の結果を徹底的に振り返り、なぜそれができなかったのかを解明することが重要だと思っています。
優れた人は皆振り返る力に秀でており、その訓練をしているのだと言えるでしょう。
優れた人は皆振り返る力に秀でており、その訓練をしているのだと言えるでしょう。
高校での勉強から今のSFCまでの学びまでの繋がり
5教科7科目(理系型)を抑えていたことで、だいたいどのような話を振られても理解できますし、必要なことは即座にキャッチアップすることが可能になりました。大学数学も必要な部分は独学で対応し、専門的な研究に取り組んでいます。
受験生へメッセージ
受験勉強期間中は、これ以外に道がないというようなマインドに落ち込みやすいものです。 実際にそのようなことはなく、この世界で受験結果が影響するのはほんの一握りの部分です。ベンチャーということもありますが、私の職場は様々な学歴の人が一堂に会し、良い仕事をしています。
それでも尚良い大学を志すのであれば、本当は実現したい想いがそこにあるはずです。この人の元で学びたい、この研究をしてみたい etc..それを適切に言語化し、その想いを実現するために必要な計画・実行・反省を行う。人生の中で何度も行う問の設定およびその実現に向けたプロジェクト運用の練習だと思えば、少しは気が楽になるのではないでしょうか。
もし受験そのものや志望校の選定が自分の意思ではなく、親や教員らの意思であれば、さっさとやめてしまうのが良いと思います。今ここで断ち切らねけらば、きっと大学でも誰かに言われて意味を見出せない資格を取ったり、乗り気でもない留学に行ったり、興味のない就職活動を行うことになってしまうかもしれません。そして、自分の人生の責任を誰かになすりつけるようになってしまいます。
大学受験は、「自分の人生を自分で決め、掴み取る」という体験がほぼ平等にできる機会です。皆さんが、自分が将来どのように生きていくのかを決める機会として思う存分に向かい合うことが、志望校に合格することよりも重要なことであると考えています。
それでも尚良い大学を志すのであれば、本当は実現したい想いがそこにあるはずです。この人の元で学びたい、この研究をしてみたい etc..それを適切に言語化し、その想いを実現するために必要な計画・実行・反省を行う。人生の中で何度も行う問の設定およびその実現に向けたプロジェクト運用の練習だと思えば、少しは気が楽になるのではないでしょうか。
もし受験そのものや志望校の選定が自分の意思ではなく、親や教員らの意思であれば、さっさとやめてしまうのが良いと思います。今ここで断ち切らねけらば、きっと大学でも誰かに言われて意味を見出せない資格を取ったり、乗り気でもない留学に行ったり、興味のない就職活動を行うことになってしまうかもしれません。そして、自分の人生の責任を誰かになすりつけるようになってしまいます。
大学受験は、「自分の人生を自分で決め、掴み取る」という体験がほぼ平等にできる機会です。皆さんが、自分が将来どのように生きていくのかを決める機会として思う存分に向かい合うことが、志望校に合格することよりも重要なことであると考えています。