わくわくする学び

総合政策学部

一般選抜

女性

高校 晃華学園高校
学年 総合政策学部・3年
所属している研究会(メイン) 藤井進也研究会Neuro-Music Lab(2年次より)
所属している研究会の専攻 音楽神経科学
自身の研究テーマ BGM音楽が人の精神・認知機能や気分にもたらす影響
学生生活で力をいれていること サークル活動、アルバイト
高校時代の部活動 オーケストラ部
高校時代の部活動をいつまでやっていたか 高3の春まで
好きな科目 英語
高校時代に力を入れたこと 留学、部活
私の高校自慢 東京の高校なのに校舎が緑に囲まれていてとても綺麗です。校舎全体も木の色を使っていてとても落ち着きます。
SFCを知ったのはいつ? 高2の春
SFCオープンキャンパス(ウェブ含む)には参加した? していない
塾や予備校を利用した? はい(高2の秋からSFCのAO入試のために塾を使って対策をしていましたが、不合格でした。)
浪人経験は? なし
SFCを受験しようと決めたのはいつ? 高2の秋
SFCに合格した入学試験は? 一般選抜
受験した科目は? 英語、小論文
合格した入試以外に受けた入試は? AO入試
SFCの志望順位は? 第一志望
併願した学部は? 環境情報学部
併願した他大学は? 早稲田大学、国際基督教大学、青山学院大学、法政大学、東京藝術大学

SFCを志望したきっかけと、大学入学まで

幼稚園から高校までの一貫校に通っていたため今まで受験勉強の経験がなかったこと、高校で留学をしていたり、勉学以外の活動にも力を入れていたことから推薦入試の受験をメインにしようと決めました。しかし学校での評定もあまり良くなかったこともあり、受験方法は必然的に総合型選抜の受験に絞られました。当時自分が学問的に興味を持っていたことについてインターネットで検索した際に一番上にSFCが出てきたため、ぼんやりとSFCに興味を持ちながら、自分の学びたいことができる大学や入試形式の情報をより多く知るために塾に通い始めました。そこから様々な大学について知れば知るほどSFCの魅力に惹かれ、環境情報学部を第一志望に決めました。
元々は総合型選抜だけで入試を終わらせたいと考えていたのですが、それよりもなんとしてでもSFCに行きたいという思いの方が強くなり、高校3年生の春くらいから書類作成に加えて一般選抜の勉強も始めました。結果的に、SFCのAO入試は不合格で、他に自分が興味のある学問がある併願校は1校合格したのですが、どうせなら最後までSFC合格の機会を使ってみようと思い、一般選抜まで受験することに決めました。
一般選抜の対策は他の人に比べ十分やってきたとは言える状態ではなかったので、受験大学はやりたいことよりも点数がとりやすい大学・学部を選択しました。具体的には、得意な英語の点数配分が高い大学・学部や、英語資格が活かせる大学に絞り、さらに共通テスト対策として国語数学現代社会を重点的に勉強しました。そのため、一般選抜対策は塾には行かず自力で行いました。幸い共通テストでは、重点的に対策をした箇所が出題され、高得点が取れたのでそのスコアを使って志望校を増やすことができました。結果、一般選抜を受験した大学・学部は環境情報学部を除いてすべて合格をいただいたのですが、やはり大学でやりたいことを考えた時にSFCに行きたいという気持ちと、SFCの中では学部は違えど学べることは同じということを加味し、総合政策学部入学を決めました。

オススメの勉強法は?

英語は単語と長文読解のみ対策を行いました。SFCの一般選抜はこの2つのみで構成されているため得点につながりやすいという点と、さらに一般的な大学入試の英語ではこの2つの能力があれば大抵の問題は解けるという点が理由です。留学である程度英語力はついていたのですが、それはあくまで日常で使う表現のListening・Speakingの能力のみであり、私は文法や語彙については全く知識がありませんでした。
まず、単語に関しては、学校で配られていた英検準一級相当の単語帳や、SFCの過去問で出題された問題を覚え、一度見たことある単語の意味は確実に思いだせるようにしました。長文読解では、問題で聞かれている部分を素早く探し、聞かれていない部分は軽く読み飛ばしながら大まかな内容を把握する練習、聞かれている部分は、大まかな意味を読み取るのではなく、文法を細かく読み取り、日本語で正確に訳せるように練習をしました。さらに、答えの選択は、消去法を用いて文章から確実な根拠を持って選択肢を選ぶ練習をしました。SFCの長文は文量が多く、体力が必要なので、過去問を使って長文をいくつか連続で読む体力もつけていきました。
小論文対策には過去問を使いました。SFCの小論文は他大学とは異なり、出題されたテーマの問題発見・解決に関連する自分のアイデアや考えが必要になるので、知識を入れるというよりは、時間内に資料を読み込んで、自分の考えを相手に伝わりやすいように論理的に組み立て、形にする練習を行いました。1つの小論文に対しても、一度解いたら終わりではなく、異なるアイデアや考えで試し、アイデアの引き出しを増やしていきました。また、受験勉強をしていると外界の情報を遮断しがちになるので、気分転換を大事にしていました。実際の入試の小論文では、問題解決のための社会実装の方法として当時テレビで見た内容が頭に浮かび、それを元にアイデアを考えました。

高校での勉強から今のSFCまでの学びまでの繋がり

幼少期から音楽が好きで、大学に入っても音楽に関わる学びを実践したいと考えていました。興味分野は演奏することではなく、「人に音楽がもたらす力」についての学びでした。また、アメリカの高校に留学していたことで、日本の高校の文理選択の時点でで進路をある程度絞ってしまう点に疑問を感じていたため、大学では、実践的で分野横断的な学びがしたいと考えていました。SFCは、やりたいことが決まっている場合はその実現に必要な学問を垣根を超えて学ぶことができ、やりたいことが決まっていない場合でも、自分の可能性を狭めることなく豊富な選択肢の中から自分のテーマを決めることができる環境であると感じました。私は音楽と人という学問に触れつつも、自分の新たな可能性・好きを探し続けるためにはSFCが最適な環境であると入学後より強く実感しました。
また、得意の英語を伸ばし続けたいという思いもあったので、SFCのGIGA科目(英語で開講される授業)を受けられる環境も活用しています。

受験生へメッセージ

SFCで過ごす日々は驚きと学びの連続です。よく「SFCはなんでも学べる学部」と言われるのですが、私がこれまで過ごしてきて感じるのは、「なんでもするため」ではなく「自分のやりたいことのための学びが自在にできる学部」という考え方の方が近いということです。授業を受けていると、様々な背景や情熱を持っている学生に出会うことができ、その度に私は「こんな面白い人たちと一緒に学べているのだから、私ももっと頑張ろう」と勇気づけられます。学生生活はもちろん、大学での学びだけでこんなにワクワクできるのはとても素晴らしいことだなと感じています。
SFCを志望しているかどうかに関わらず、受験生の方にはどうか最後の最後までチャンスを諦めないでほしいと思います。また、志望大学のイベントに行くことをお勧めします。私は受験中何度もモチベーションをなくしかけることがありましたが、その時はSFCのORFや学園祭でワクワクし憧れた経験を思い出し、自分を奮い立たせていました。

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