私の高校は大学付属だったこともあり、大学進学は当然のこととして意識していました。内部進学で行くことの出来る学部について情報を得る中で、選択肢を自ら狭めてしまってはもったいないと思い、他の大学を調べることとしました。私は社会科学を学びたいと思っていたので、その分野に強みのある大学をいくつか検討し、実際に訪れてみました。
SFCを最初に知ったきっかけは、大学一覧に掲載されていた「総合政策学部」という文字でした。「総合政策」という学問領域に興味を持ったこと、また得意科目である英語・小論文の2科目で受験できることが、SFCを志望校とするきっかけになりました。
最終的にSFCに出願した決め手は、自身の興味分野との一致度が最も高かったからです。いくつかの大学の模擬講義を受けましたが、最も自分の興味関心に近く、「大学での学びの面白さ」を感じることが出来たのが、SFCでした。SFCで学びたいという思いが強かったこと、内部進学の権利を留保していたことから、最終的にはSFC2学部の他には出願しませんでした。
本当に学びたいことに出会う
総合政策学部
一般選抜
男性
高校 | 明治大学付属明治高等学校(東京都内・私立高校) |
---|---|
学年 | 総合政策学部・4年 |
所属している研究会(メイン) | 篠原舟吾研究会(2年次より) |
所属している研究会の専攻 | 行政学 |
自身の研究テーマ | 公共組織における構成員の行動や関連する仕組みに関する理論 |
学生生活で力をいれていること | 学業と課外活動の相乗効果。授業は「広く深く」研究とサークル活動を「繋げる」 |
高校時代の部活動 | 生徒会活動、鉄道研究部、新聞部 |
高校時代の部活動をいつまでやっていたか | 卒業まで |
好きな科目 | 英語、政治・経済 |
高校時代に力を入れたこと | 生徒会活動。事務方のトップとして業務・資料の改善や制度改正を行った。 |
私の高校自慢 | 付属校故に「大学」を身近に感じ、考える機会が多いこと。 |
SFCを知ったのはいつ? | 高2の1学期 |
SFCオープンキャンパス(ウェブ含む)には参加した? | 参加した(高3の6月) 自分のイメージする学びが出来る場所だと感じた |
塾や予備校を利用した? | はい(予備校を高1の3学期から) |
浪人経験は? | なし |
SFCを受験しようと決めたのはいつ? | 高2の夏 |
SFCに合格した入学試験は? | 一般選抜(総合政策学部、環境情報学部) |
受験した科目は? | 英語、小論文 |
合格した入試以外に受けた入試は? | AO入試 |
SFCの志望順位は? | 第一志望 |
併願した学部は? | 環境情報学部 |
併願した他大学は? | SFCに合格しなかった場合、出身高校の付属大学への内部進学予定でした |
SFCを志望したきっかけと、大学入学まで
オススメの勉強法は?
英語:予備校の講義を活用し、毎週1-2本は長文を読む訓練をすると共に、必要なレベルの単語・文法を習得するため勉強を重ねました。SFCの英語は長文読解形式であり、読解力はもちろん、足腰としての単語・文法も高いレベルが要求されます。比較的英語を得意としていた私ですが、SFCの英語の問題を解けるようになるには時間がかかりました。過去問を解いてみて、分からなかった単語や表現があった場合は、それを覚えるように心がけました。
小論文 : 予備校の講義を活用しました。3年生の1学期ー2学期前半までに基本的な文章を書く力と知識を身につけて以降は、過去問演習を繰り返し行い、時間内に書き切るよう心がけました。書いた小論文は大人に添削してもらい、指摘を踏まえて必要に応じて書き直すという流れを繰り返しました。
基本的に、過去問演習をしっかりと行うことが合格の鍵だと考えます。
小論文 : 予備校の講義を活用しました。3年生の1学期ー2学期前半までに基本的な文章を書く力と知識を身につけて以降は、過去問演習を繰り返し行い、時間内に書き切るよう心がけました。書いた小論文は大人に添削してもらい、指摘を踏まえて必要に応じて書き直すという流れを繰り返しました。
基本的に、過去問演習をしっかりと行うことが合格の鍵だと考えます。
高校での勉強から今のSFCまでの学びまでの繋がり
高校時代は、生徒会活動や、部活動で国内の諸地域を訪れたことをきっかけに、政治・経済といった社会の仕組みや、地域の活性化に関心を持っていました。この時に学び考えたことは、現在私がSFCで学問をする上での礎として、大きく役に立っています。 高校時代の関心分野は、SFCに入ってから、「公共組織のあり方」への問題意識へと昇華しました。政策学、法学、公共選択論、その他SFCの講義を通じて得た多様な視点から、特に行政と関連する組織の役割について研究したいと考えるようになりました。現在では、政策形成に関する手法や知識を学びつつ、公共組織に関する理論を研究しています。将来は公務員になる予定であり、これまでの政策や組織に関する学びを実社会で生かしていきたいと考えています。
受験生へメッセージ
受験生の皆さん、少しでもSFCが気になったら、是非実際にキャンパスを訪れ、模擬講義を聴くなどしてみましょう。あなたが「本当に学びたいこと」をそこで見つけられるかもしれません。大学で学びたいことをはっきりさせることは、受験へのモチベーションアップにも繋がります。
SFCでの学びは、高校までの学びより断然世界が広がります。自分が学びたいこと、大学を通じて成し遂げたいことを何か一つでも持っていれば、SFCはその実現をサポートしてくれます。教職員の質やキャンパスの施設、キャンパスのカルチャーなどを総合して、これ以上ないくらいの充実した環境です。
SFCでは、様々な学問分野を掛け合わせて研究をしている学生がたくさんいます。あなたのどんな経験や勉強も、間違いなくSFCで学ぶ上での支えになります。受験準備は決して易しいことではありませんが、その過程で得るもの、そしてその先で得られるものは大きいです。SFCは「未来からの留学生」を求めています。是非、自分で自らの「あるべき未来」を定め、SFCに来てその未来を実現しましょう。そして、SFCでは自分だけでなく、社会全体の「あるべき未来」を考え、その実現に向けて学問に臨み、社会を先導する者になることを期待します。
SFCでの学びは、高校までの学びより断然世界が広がります。自分が学びたいこと、大学を通じて成し遂げたいことを何か一つでも持っていれば、SFCはその実現をサポートしてくれます。教職員の質やキャンパスの施設、キャンパスのカルチャーなどを総合して、これ以上ないくらいの充実した環境です。
SFCでは、様々な学問分野を掛け合わせて研究をしている学生がたくさんいます。あなたのどんな経験や勉強も、間違いなくSFCで学ぶ上での支えになります。受験準備は決して易しいことではありませんが、その過程で得るもの、そしてその先で得られるものは大きいです。SFCは「未来からの留学生」を求めています。是非、自分で自らの「あるべき未来」を定め、SFCに来てその未来を実現しましょう。そして、SFCでは自分だけでなく、社会全体の「あるべき未来」を考え、その実現に向けて学問に臨み、社会を先導する者になることを期待します。