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SFCの現場
2010.06.08

小澤太郎研究室

SFCの現場

小澤太郎研究室

研究室の研究領域キーワード

小澤太郎研究室ゲーム理論、行動経済学、公共選択論

どのような研究をしているのですか?

ゲーム理論を学んでいます。昨年度は、春学期にゲーム理論を基礎から学び、秋学期に『紛争の戦略』という古典の輪読をしました。今年度は、応用志向です。研究会(1)では行動経済学および行動ゲーム理論に、研究会(2)では公共選択論に、それぞれ取り組んでいます。前者は人間の認知方法や心理的バイアスが意思決定にどのような影響をもたらすかを研究するものです。後者は新しい政治経済学として、経済学・政治学の双方に影響を与えています。

研究室の一日を教えてください。

小澤研究会は、2010年春学期現在月曜4・5限に開講しています。研究会は、1冊の文献を1学期かけて輪読していく形式をとっています。輪読で各自発表するといってもただの要約ではありませんから、教材をきちんと理解し、レジュメを作成するのは、なかなか骨の折れる作業です。定期試験期間が終わると、逗子で合宿があります。そこでは、学期中に終えられなかった文献の輪読およびディスカッションをするか、新しく合宿用の教材を読み込みます。

先生はどんな方ですか?

SFCでは珍しく理論志向の先生だと思います。数式やグラフを描くときは、とても楽しそうな表情になります。とはいえ学際性の強いキャンパスの事情を考慮して、理論と実践とのバランスを心がけてくださっています。三田では経済学を深める形で講義されていますが、SFCではゲーム理論の戦略性が経営・安全保障・政治など学生の多様な関心領域に応えられるよう、教材選びから指導法まで工夫されています。それから、チェスが大好きです。合宿にはチェス盤を持ってきます。

研究室ならではのキーワードはありますか?

先生の口癖は、ワードというよりはフレーズですが、「テキストをきちんと読むのは意外と難しいのです」、「経済学の教科書は、物理の教科書と同じように読んでください」、「日本人の悪い意味での集団主義は嫌いです」、などなど枚挙に暇がありません。なお初回授業は、ゲーム理論や経済学の著名な学者や、教材の著者についての解説で1時間が費やされます。

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レポーター
総合政策学部4年 池政彦さん

(掲載日:2010/06/08)

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