MENU
SFCの現場
2010.08.03

野村亨研究室

SFCの現場

野村亨研究室

研究領域キーワード

研究会の様子地域研究、アジア社会、東西古典の講読、古典言語

どのような研究をしているのですか?

先学期まではアジア各地の社会や思想について、各自が興味を持ったトピックを選択して調査・研究活動を行い学期中と学期末に発表を行う形式を取っていましたが、今学期より二つのタイプの研究会を別々に行う形式に変わりました。ひとつは先生が用意した映像資料を通じてアジア社会の諸問題について考えるクラス、もうひとつは様々な古典資料を原語で読み解くクラスを開講しています。

研究室の一日を教えてください。

研究会は火曜2時限(アジア社会)と木曜4時限(古典講読)に行われます。アジア社会のクラスではまず特定のトピック(今学期は「アンコール王朝」「東南アジアの稲作」「ビザンティン帝国と宗教の共存」「台湾の原住民」「チベット問題」)について映像資料を鑑賞し、翌週に各自が関係のあるトピックや先生から提示されたキーワード等を調べディスカッションを行っています。古典講読のクラスでは古典言語(今学期は古典ギリシア語とラテン語)の文法のレクチャーを数週行ってから『ソクラテスの弁明』やロゼッタストーン、『ガリア戦記』の原文に挑戦する、といった流れでクラスが進行しています。また、希望があれば学内・学外の研究会にも足を運んだりメンバーで食事に行ったりしでいます。

先生はどんな方ですか?

野村教授教員プロフィールによると野村先生のご専門は「東南アジア史と鉄道史」ですが、それは先生の一面を切り取っただけに過ぎません。専門外の様々なモノ・コトにも造詣が深く、ローマの三頭政治からヤンゴンの交通事情、果ては台湾の温泉地まで、どんなことでも質問・相談に乗って頂ける方です。

研究室ならではのキーワードはありますか?

「横道にそれる」
キーワードとして適当かはわかりませんが、研究会では古典ギリシア語の単語の名詞から古典言語と現代の欧米諸言語との関係の話になったり、台湾原住民の話から先生が台湾旅行中に見聞きしたものの話になったりといったように、議論が「横道にそれる」ことがあります。さすがに全く関係の無い話になっては問題ですが、ちょっと話がそれる程度なら一本道のレクチャーやディスカッションをするよりも広い理解を得られるのではないかと思います。

レポーター
政策・メディア研究科修士課程2年 安井悠介さん
環境情報学部4年 渡部博さん

→教員紹介ページ

(掲載日:2010/08/03)

→アーカイブ