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SFCの現場
2011.07.12

萩野達也・服部隆志研究室

SFCの現場

萩野達也・服部隆志研究室

研究領域キーワード

萩野・服部研究会の様子ソフトウェアシステム、プログラミング言語、プログラミング教育、Webシステム、ソフトウェア科学、ソフトウェア工学

どのような研究をしているのですか?

現代社会のかかえるあらゆる問題をITを利用して解決するために、ソフトウェアシステムについての研究を行なっています。自分の利用するソフトウェアに関する身近な問題から、大学やキャンパスにおける問題、さらには社会や生活が抱える問題まで、幅広い問題をITの力によって解決し、人間が機械に動かされるのではなく、機械を活用してより良い社会を作るための研究ができればと思っています。

研究室の一日を教えてください。

研究会は、複数存在する研究プロジェクトのいずれかに所属し活動します。毎週木曜日の4・5限に報告会を開き、プロジェクト毎の進捗報告を行い、先生や他の研究会メンバーからアドバイスを頂きます。研究室には沢山のPCや研究会用サーバが設置されています。他にも冷蔵庫などの生活用品や、ボードや参考書などの研究用品があり、研究活動には事欠きません。何の気なしにやって来て談笑や研究、なんてこともよくある光景です。

萩野・服部研究会の様子

先生はどんな方ですか?

私たちの研究会は、萩野先生と服部先生の共同研究会です。木曜日の報告会では、お二方がそれぞれの視点からアドバイスをしてくれます。萩野先生も服部先生も、プログラミングの技術に限らない多様な知識と、両先生がもつそれぞれ独特のキャラクターが、研究会の空気を作り上げています。

研究室ならではのキーワードはありますか?

報告会の質疑では、「何がしたいの?」という言葉がよく飛び交います。ただ技術を覚えて闇雲にプログラミングをするだけというのは、この研究会では不十分です。問題意識から出発して、必要な要素技術や参考になる既存の研究やサービスなどを調べ、実際に実装するプロセスが求められています。そしてどの段階でも「何がしたいの?」という目的を忘れずにプロジェクトを進めていくことが必要です。

レポーター
萩野達也・服部隆志 研究会 有志一同

教員紹介ページ
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→慶應義塾大学 萩野・服部研究室

(掲載日:2011/07/12)

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