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SFCの現場
2013.01.08

田島英一研究室

研究領域キーワード

中国地域研究、中国市民社会論、公共宗教論、ナショナリズム

どのような研究をしているのですか?

田島研究室には二つの研究会があります。研究会(1)「「価値」と「意義」から見た社会: 宗教、ナショナリズム、信仰の社会学」では、主に中間組織や互助ネットワークといった社会資本を場とした市民の協働である「第三領域」を事例に、社会における宗教の役割、ナショナリズムなどについて研究をしています。研究会(2)「中国研究 A to Z(生活世界から「中国」を考える)」では、地域文化、家族制度、宗教、民間組織等といった生活世界に注目しながら、中国社会を分析しています。

研究室の一日を教えてください。

研究会(1)は毎週月曜日の5限、研究会(2)は毎週火曜日の4限に開催しています。両研究会ともに、私たち大学院生も参加しており、研究会(2)は留学生のメンバーも多いので、とても刺激的です。学期の最初と最後に一度ずつ、個人の研究の計画・成果発表を行う機会が全員に設けられており、相互討議によって研究会メンバー全員で個人の研究を洗練させていきます。
また、関連の組織や起業を訪問するスタディツアーや、他大学の学生との合同ゼミ、合同合宿などの活動も積極的に行っています。研究会の後には、定期的に懇親会を開催するなど、とてもアットホームな研究室です。

スタディツアーで横浜YMCAを訪問した後の懇親会 田島英一教授と寧夏回族自治区の「希望小学」の子どもたち

先生はどんな方ですか?

学生一人ひとりに「愛」を持って接してくださる、お父さんのような先生です。
学習や研究についてのご指導はもちろんのこと、留学制度や奨学金制度についてなど、何でも相談に乗って下さいます。研究に関してはとても厳格な先生ですが、時には、最新の中国ジョークで緊張した研究の場を和ませて下さいます。中国人留学生が目を丸くして驚くほどすばらしい中国語の他にも、英語やチベット語、カンボジア語、上海語に精通しています。

研究室ならではのキーワードはありますか?

田島研究室では、「良き批判の前提は良き理解であり、良き理解の前提は愛情である。」の考えの下、まずは、直接地域に出向き、人々と同じものを食べ、同じにおいをかぐ、そんな交流を大切にしています。また、研究会は、何かを教えてもらう場ではなく、他者とのコミュニケーションを通して自らを啓発しつつ、研究活動を行う場であると考え、メンバーひとり一人が主体的意識を持って参加することが求められています。

リポーター
政策・メディア研究科修士課程1年 森茂 詩音さん

→田島英一研究室
→田岛研究室的博客(中国語)
→教員紹介ページ

(掲載日:2013/01/08)