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SFCの現場
2013.02.26

廣瀬陽子研究室

研究領域キーワード

廣瀬陽子研究室地域研究、アカデミック・ディシプリン

どのような研究をしているのですか?

私たち廣瀬陽子研究会は地域研究とディシプリンの融合を目指しながら研究を行っています。問題意識の切り口はまさに多種多様で「ムーミン」から日本とスウェーデンを切るといった一見斬新なのかふざけているのかもわからない研究などを聞くことができます(笑)要は学生たちは皆、自己満足を満たすために研究を行っているわけですが、そんな私たちを先生は常に爆笑しながら見守ってくださっています。また、学期の終わりには最終発表と親睦を深めるために合宿を行っています。

研究室の一日を教えてください。

日々の研究会は週によって異なり、個人研究の進展報告であったり輪読の発表や、あるテーマで地域を比較するグルワの発表であったりします。もちろん議論は大いに盛り上がるのですが、この議論が他の研究会に比べると一風変わっているかもしれません。例えば、アメリカ国籍を持つ学生からは10年ほどアメリカで過ごした人ならではの視点で議論を盛り上げてくれたりするのです。他にも「ニッチ」な分野・地域のスペシャリストが多くいるため学問からかけ離れた議論もしばしば起こります(笑)

廣瀬陽子研究室 廣瀬陽子研究室

先生はどんな方ですか?

廣瀬先生を一言で形容するとすれば「ゆるい」というお言葉がぴったりだと言えます。「緩い」ではありません。「ゆるい」です。この研究会は一見ふざけているような研究が発表され、テーマと全く関係のない議論が勃発するなどエッジの立ちすぎた学生たちの「横暴」とも言えるような授業風景が常です。にもかかわらず先生は常にその「ゆるさ」で以って私たちを見守ってくださいます。ただ、時に先陣を切って爆笑されることもありますが(笑)

研究室ならではのキーワードはありますか?

特定の合言葉はありませんが、廣瀬研究会を表すには「仲間」という言葉がぴったりだと考えます。私たちは授業時間だけ一緒に学ぶのではなく、プライベートでも交流をしています。それは授業後4年生が後輩を焼き肉に連れて行ったり、月に一度行っていた4年生の食事会に後輩も参加したりなどです。またOB・OGの方たちとも毎年交流を行っています。そのため「先輩・後輩」の枠を気にしない関係が日々築かれていると思います。

リポーター
総合政策学部4年 本多貴将

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(掲載日:2013/02/26)

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