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おかしら日記
2022.06.28

キャンパスで会いましょう|環境情報学部長 一ノ瀬 友博

前回のおかしら日記で紹介したように、慶應義塾大学は今学期からほとんどの授業をキャンパスで開講するようになっているが、オンラインも依然として活用している。私はこの春学期に、対面授業、リアルタイムでのオンライン授業、ハイフレックス授業(対面とオンラインの併用)、オンデマンド授業とすべての形態で授業を担当している。それぞれメリットとデメリットがある。オンラインでの授業は、移動時間は必要ないし、通信環境が良ければ資料も見やすく、音声も聞き取りやすい。対面授業は、言葉以外の情報が豊富で、授業の前後に偶然誰かと出会って話をしたりという機会もできる。ハイフレックスは形態としては理想的であるが、準備が大変で、状況によっては対面もオンラインも中途半端になってしまうこともある。オンデマンドは、学生はいつでも好きな時間に動画を観ることができるが、基本的に一方通行である。これらの授業形態をどのように組み合わせていけば良いのか、学部としても教員としても悩みながら進めている。コロナ禍によりオンラインという新しい可能性がぐっと広がったのは紛れもない事実である。一方で、久しぶりにキャンパスに多くの学生が集い、あちこちで挨拶したり立ち話したりする様子が戻ってきたことには素直にうれしくなる。

ようやく対面で会えるという意味では、高校生を対象としたイベントも同様である。このおかしら日記が公開される直前の6月25日には慶應義塾女子高等学校で学部紹介を行い、26日には大阪シティキャンパスで高校生を対象とした学部説明会を実施した。8月に予定しているオープンキャンパスは、オンラインとキャンパスの両方で開催する。そして同じく8月に行われる未来構想キャンプも3年ぶりに対面での実施となり、かつ教員と学生が熊本県、高知県、鳥取県の3箇所に出向くという初めての試みも予定している。高校生のキャンパス見学も難しくなっていたが、一定の感染症対策の下に可能になった。この2年間はAO入試ですらオンラインで実施し、高校生にキャンパスに来ていただくことがほとんどできなかった。ようやく「キャンパスに来てください」と言えるようになってきた。もちろん、キャンパスに来なくてもSFCや環境情報学部の情報はいろいろな方法で入手できるし、これまでもキャンパスに来たことがないままに入学した学生もたくさんいる。でも、大きな敷地に豊かな緑、学生がキャンパスを自ら造り、ドローンも飛ばせるこのキャンパスが私たちの大きな武器の一つである。来年の春にはキャンパス内に学生寮が完成する。環境情報学部に興味を持っていらっしゃる高校生の皆さんは、是非私たちのキャンパスに足を運んでいただければと思っている。

8月に開催されるオープンキャンパスの詳細情報は7月上旬に以下のサイトで公開予定
https://www.sfc.keio.ac.jp/admissions/open_campus.html

一ノ瀬 友博 環境情報学部長/教授 教員プロフィール