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おかしら日記
2005.10.24

どうぞよろしくお願いします|佐藤蓉子(看護医療学部長)

10月1日付で、看護医療学部の新“おかしら”に就任しました。今後、2年間の任期中にこの日記を通して、みなさまに看護医療への関心と理解を深めていただき、できることなら看護医療学部の応援団になって頂きたいという野望を抱いています。

看護医療学部は、21世紀の世界が求める看護を提供できる人材を世に送り出すために開設された学部です。この世紀における世界の人々の健康に関する課題は、WHOが提唱している「ヘルスプロモーション」を実現することでしょう。ヘルスプロモーションとは、人々が自らの健康をコントロールし、改善できるようにするプロセスであるとされています。

それは、健康状態がよいときにはより高いレベルの健康を求めて自ら行動すること、そして、病気や障害を負ったときにはその回復に向けて医療の専門家のサービスを受けながらも自ら積極的に回復への努力をすることを人々に求めています。

看護医療学部のカリキュラムは、ヘルスプロモーションの考え方を実現するために、病人や障害をもつ人を看護するための基礎的能力をはじめとして、健康状態のよい人がより高い健康レベルを自ら獲得することを助けるための能力、さらに、健康政策策定について社会的に発言するための能力をもったプロフェッショナルを育てることを目標にしてつくられています。この4年間運用した結果を評価して多少の修正を加えた結果、来年度からは新しいカリキュラムでのスタートになりました。そのスムーズな移行が第一の課題になります。

SFCのなかの一学部としては、総合政策学部と環境情報学部がそれぞれ異なる領域を持ちながら双子の兄弟のように協同して、さまざまな先進的な活動を生み出している様子をみながら、これらの二学部とはさらに異なる領域にある看護医療学部がどのように協同できるのかを真剣に考えています。異なるからこそ協力し合って互いの特長を引き出しあうことができればいい。それをどのように進めるのかが第二の課題になります。

(掲載日:2005/10/24)

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