地球システム・社会安全政策(防災)

担当:大木聖子 教授
履修者は何人でしたか?
• 地球システム:110人くらい
• 社会安全政策(防災):110人くらい
授業形態は何でしたか?
• 地球システム:学期前半・ライブ
• 社会安全政策(防災):学期後半・ライブ
※46億年の地球史年表を作成した授業回(約3時間)の動画を7分に編集しました。学生チャットはそのまま掲載するとプライバシーが明らかになってしまうため、動画編集の段階で、画面中央に流れるようにしています。実際にはチャット欄に記名付きで流れていき、履修者全員がそれを見たり、さらにそれに反応したりできます。
学生からの意見
- 「大木さんの社会安全政策はZOOMのチャットで議論が盛り上がったのが良かった」
- 「大木聖子先生の春学期科目『地球システム』『社会安全政策(防災)』......チャット機能を積極的に活用しているため、対面式の授業のときよりも授業内の活発な意見交換ができている。」
チャットが盛り上がっていたとの意見がありました。あらかじめそのつもりで授業を用意されていたのでしょうか。
初回授業開始前に研究会の学生達に、積極的にチャットしてね、と伝えていました。 当初はチャット時間と私が話す時間を分けるつもりでいました。ところが、私が話しているそばからどんどんチャットが上がってくるので、ラジオのDJみたいに拾っていくスタイルに切り替えました。 研究会ではない学生もたくさんチャットしてくれて、結局、オンキャンパスでの対面授業よりもたくさんの質問や意見を拾えましたし、みんなで随分笑いました。私もとても楽しかったです。
初めてのオンライン授業をするにあたって、他に工夫したことがあれば教えてください。
- たとえば地球システムの場合は、その日のコンテンツをいくつかに分割して、分割された内容ごとに以下を繰り返すように構成しました。
- 授業内容の動画を見せる → スライドで解説する → チャットで質問を受け付ける → 質問に答える →小テストする
- 授業をしてみたら、「チャットで質問を受け付ける」の部分が常時いつでもになった、結果的にチャットが盛り上がった、という感じです。
- 他に,地球史46億年の年表を作る(紙と糊とペンを用意)、画面の前で実験をする等、学生達が聞いているだけにならないように心がけました。対面でもやっていることをオンラインでもやってみた感じですが、問題なくできました。