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担当:中村修 教授

履修者は何人でしたか?
履修者は、378人、毎回出席者は、300人越えだったと思います。

授業形態は何でしたか?
オンデマンド+毎回ライブ

学生からの意見

  • 「インターネットという授業のディスカッションは非常にインタラクティブで面白かったです。」
  • 「講義パートを録画で行い、ライブでディスカッションパートを行うスタイル」

オンデマンドとライブ配信を組み合わせて,ライブの時間は学生同士のディスカッションとなるようにアレンジされていたことが高評価です

遠隔授業の形態としては、ライブの授業をしようと、当初から決めていたが、90分の授業をすべてライブおこなうと、学生の集中力が持たないと考え、毎週、授業の内容を30分〜45分程度のビデオとして事前収録し、アップロードしておいて、学生には、リアルタイムの授業に参加する前に見ておくよう指示をした。授業の内容を事前にアップロードしておくことで、学生は、オンデマンドで好きな時間に授業を見ることも出来るし、ライブでの授業のスタート時間を授業開始時間の45分後からに設定することで、その時間にビデオの内容を確認する時間も用意した。ライブの授業パートでは、学生がすでにビデオを見て勉強していることを前提に、こちらから学生に質問をしたり、学生からの質問に我々が答えながら、授業の内容をより深く議論するような授業形態として構成した。

初めてのオンライン授業をするにあたって、他に工夫したことがあれば教えてください。

まず1点目は、僕がダラダラと講義をするというビデオやライブでは無く、佐藤さんと私でかけ合いをしながらの授業とした。これは、学生の集中力を落とさない為。次にプロモーションビデオを作成し、事前に学生に授業への期待を持ってもらうような工夫をした。また、学生に成績付けの方法として、数回のレポートと授業への積極的な参加を評価するとした。そのため学生からの質問は重要な構成要素となる。学生とのインタラクションをするための方法は、WebExのチャットやTwitter(授業用ハッシュタグ付き)への書き込み、Slackなどマルチチェネルのコミュニケーションチャネルを利用した。事前のビデオの提供方法も、研究会のサーバと、YouTubeの2つの方法で提供した。これらの工夫は、学生が使い慣れているメディアを積極的に利用することで、学生がオンラインで、授業に参加することによるフラストレーションを下げることができたと思っている。