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マレー・インドネシア語

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担当:野中葉、アリ・ペトルス、小笠原健二、エリカ・フロレンティナ

履修者は何人でしたか?
2クラス開講しており、履修者は合計40人弱です。

授業形態は何でしたか?
全ライブ授業です。

※動画は、アリ・ペトルス先生が実際に、自宅のキッチンでインドネシアの焼きそばを作りながら、授業をしているところです。焼きそばの作り方をインドネシア語で説明し、学生たちは、それに対して質問する、という授業をしました。

言語の授業では、オンラインならではの様々な取り組みを進められたようですね。それらのねらいや内容について具体的に教えてください。

  • できる限り、双方向での授業ができるよう、学生たちが発言する機会を増やす工夫をしました。Zoomのブレイクアウトを頻繁に使うことで学び合いを推進。効率的な学習効果を得ることができました。
  • SA(Student Asistant)の活躍が目立ちました。授業中、Zoomのチャット機能にて、SAに自由に発言してもらうようにしました。教員の話に合わせて、学習に関わること、またインドネシアの社会や文化に関わることを副音声的に発言してもらうことで、学生は授業に飽きることなく、双方向(教員、SA、履修者の3方向)で授業を進めることが出来ました。
  • ZoomやWebexの他、各教員が、様々なツールを試しました。例えば、ネイティブ教員が担当する会話のクラスでは、ゲーム感覚で発言の順番を決められるWheel of namesというアプリを使い、教員からの質問に答えたり、学生同士で質問し合ったりしました。作文の練習では、Flipgridを使い、各自が作文を書いた後に、それを読んだ動画をアップロードして、別の学生がそれにコメントを付けるというようなグループ学習も実施しました。さらに、リスニングと作文の課題として、Edpuzzle上で、映画を見ながら質問の答えに記入したり、Quizizzを使ってクイズ形式で復習を行ったりしました。こうした試みにより、学生たちは楽しみながら、多様な課題に取り組むことが出来ました。

履修者の反応や効果について教えてください

初めての試みばかりで当初は学習効果を心配しましたが、双方向での授業形態を維持しながら、オンラインならではの工夫を取り込むことで、期待を上回る成果が出たのではないかと考えています。通学の負担がなくなったこともあり、遅刻欠席がほとんどなく、課題の提出状況もよく、多くの学生が毎回の授業にも集中して取り組んでいました。インテンシブ1は、履修者の多くが新入生ですが、グループワークを多く取り入れたこともあり、オンラインではありますが、クラスが友達を作る場としても、ある程度、機能していたのではないかと考えています。