朝鮮語

担当:金 泰仁 訪問講師(招聘)ほか
履修者は何人でしたか?
約30人
授業形態は何でしたか?
オンラインでライブ授業を実施しました。全12回の授業のうち、全員で授業を実施したのが9回で、残りの3回はクラスを6人ごとのグループに分けて、少人数制で実施しました。
言語の授業では、オンラインならではの様々な取り組みを進められたようですね。それらのねらいや内容について具体的に教えてください。
オンライン授業という制約をむしろ1つのチャンスとして生かすことができたと思います。上にも書いたように少人数制の授業を3回実施したのですが、各セッションの学生数を6人と少なく設定したため、教室で実施するよりもはるかに効率的な会話練習ができました(教師としてはちょっと大変でしたが...)。この会話練習は、すべてを朝鮮語で行い、以下のような流れで進めました。
1.広告を見て、それが何を宣伝するものであるかを推測し、議論する。
2.今の韓国の若者が使う流行語を提示して、どのような意味であるかを推測し、議論する。
3.会ってみたい韓国人について話し合う。
履修者の反応や効果について教えてください
オンライン授業であったため、(全体での授業時には)履修者はマイクをミュートにして発音練習を行いました。私は「この表現はとても重要なので、この文をそのまま覚えてしまいましょう」とか「私の発音、イントネーションをしっかり聞いて、3回発音してみましょう。もし覚えられたら目を閉じて5回発音してみましょう」などと注文をしただけですが、学生たちは画面の向こうで一生懸命、発音をしたり、覚える努力をしてくれました。もちろん、できるだけ1人でも多くの学生を指名して、発音・会話練習をしたり、ときには授業の途中で学生が興味を持ちそうなトピックを紹介したりするようにも努力しました。色々な方法で学生の集中力を維持するように工夫した結果、キャンパスで授業を実施したときと同様に(あるいはそれ以上に)、みな一生懸命、学んでくれたと思います。