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情報と倫理

情報と倫理

担当:武田圭史 教授

履修者は何人でしたか?
1回以上出席した学生は105人でした。

授業形態は何でしたか?
学期を通じて授業内で学生相互と学生対教員でのディスカッションオンラインライブ講義として実施しました

学生からの意見

  • 「授業補助用に公式Lineアカウントを立ち上げ、SA/TAによるフォロー体制が確立されている。」

  • 「武田先生の「情報と倫理」が非常に質の良い授業だと感じている。毎回調べ物をして中程度のレポートを書かなくてはならないのは少し大変だが、それに見合った授業内容とZoomのブレイキングセッション機能を使ったグループディスカッションができている。ブレイキングセッション機能をどの授業でも使えという訳ではないが、この授業に限っては様々な生徒の意見を聞くことができたり自分が発言する練習が程良く行えたため、オンライン授業として非常に満足している。」

授業を配信するzoom以外のツールの利活用が高評価です。また授業も、学生同士のグループワークセッションが良かったとの意見がでています。あらかじめそのつもりで授業を用意されていたのでしょうか。

授業を実施するZoom等のメインのツールで接続トラブル等の対応を行うのは難しいと考え多くの学生が慣れているであろうLINEを用いてサポートを行うことにしました。LINEの授業公式アカウントを設置をしてSFC-SFSでアナウンスしました。
この授業では例年授業内でのディスカッションが活発に行われ好評でしたのでなるべく同じ体験をオンラインでできるようにZoomのブレイクアウトセッションの機能を活用するなど工夫をしました。またZoomでスムーズなディスカッションができるように、積極的に発言者の指名や議論の問題提起などを行いました。またトラブルを回避するためにモニター用の別アカウントを用意して常時通信品質をモニタリングしました。

初めてのオンライン授業をするにあたって、他に工夫したことがあれば教えてください。

授業の開始と終了時にオープニングビデオとエンディングビデオを流すようにしました。履修者にとっても教員にとっても授業の開始と終了の気持ちの切り替えのきっかけとなり集中しやすくなったのではないかと思います。授業への参加意識を高めるために毎回冒頭で全員のマイクとカメラをONにして挨拶をするようにしました。同時に音声やカメラのトラブル、通信回線の問題などを確認できました。実教室の授業と同様に円滑なコミュニケーションを可能とするため原則全員WebカメラをONというポリシーで実施しました。(その是非についても授業内でディスカッションを行いました)Zoomの挙手機能、アンケート機能、ブレイクアウトセッション機能、チャット機能なども使い方の説明した上で積極的に授業内で活用しました。
限られた時間でより活発なディスカッションを行うため授業ハッシュタグをつけてツイートされた内容を配信画面に流れるようにしました。出席は授業内で何度かにわけてキーワードの文字をアナウンスし授業時間内にキーワードを所定のフォームに投稿することで確認しました。
オンライン環境のメリットを最大限に活かすことで教室で行うのと遜色のない(あるいはそれ以上の)コミュニケーション密度で授業が実施できたのではないかと思います。