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SFCスピリッツ
2006.09.13

SFCは私のキャリアの源です。

SFCスピリッツ

SFCは私のキャリアの源です。

蒋崢さん
日本テレビ放送網 報道局社会部記者
1997年総合政策学部卒業、政策・メディア研究科修士課程2年在学中

「勉強したいと思ったら、いつでもSFCに帰ってこい」と、97年に学部を卒業したとき、ゼミの小島朋之教授の言葉が印象的でした。しかし、当時、日本テレビに内定していた私は、テレビ現場の仕事に憧れて、勉強なんて、もうしたくないと思っていました。

その後、日本テレビに入社し、社長室国際部を経て、報道局に異動し、記者となりました。政治部、社会部…取材の現場で、毎日がむしゃらに走り続け、取材した情報や映像を瞬時に送り出し、1秒たりとも他社に負けないように頑張ってきました。しかし、知的な補給がないまま、何年も朝から晩まで情報を取っては出すという作業を繰り返していて、何だか人間が枯渇してしまいそうでした。

ある程度の取材の「勘」や洞察力があっても、深い理解力、アカデミックな知識がない限り、物事の本質を見抜くことがなかなか困難だと感じ、知的な欲求がふつふつと沸いてきました。小島教授のアドバイスを思い出し、去年4月からSFCのキャンパスに戻り、会社の人事研修の一環として、いまは政策・メディア研究科の修士課程に通い、小島ゼミで勉学に励んでいます。アカデミズムの世界がこんなに楽しいものかと感慨もひとしおです。

SFCは私のキャリアの源です。スポンジのようにいっぱい吸収して、また取材現場に戻って、走り続けていきたいと思います。

(掲載日:2006/09/13)